親和クリニック大阪にて、自毛植毛手術を行なったが、手術後20日ほどが経過したころに、植毛した部位の毛髪が抜けるという事態が発生した。
しかし、これは良くおこる現象であるらしい。
私の場合、手術時に後頭部の髪の毛をバリカンで短めに刈り、そこからドナー(移植するための毛根・株)をくり抜くように採取して気になる部位に移植した。その移植した株から生えていた毛髪が、手術後に一定期間が経過することで一時的に脱落してしまった。
しかし心配は御無用。もともとの毛髪が脱落したとしても、株は生きている。
そこから新たな毛髪が生えてくるので、あせらずに髪が伸びるのを待とう。
私は事前に、カウンセラーからこのことは注意を受けていたので冷静でいられたが、
そうでなかったらあわてたはず。
人によっては、一時的な脱落は見られずに、そのまま髪が伸び続けることもあるとか。
人体というのは千差万別。本当に不思議なもの。
毛嚢炎(毛包炎)も発症について
自毛植毛手術を行なった際、まれにあるのが、毛根部におできのようなものができてしまうことがあるよう。
いわゆる毛嚢炎(毛包炎)だ。
これは、毛穴の奥で毛根を包んでいる毛嚢(毛包)に起こる皮膚の病気で、
黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌に感染すると発症してしまうこと。
毛包に赤い丘疹や膿みをもった膿疱ができてしまうもので、痛みやかゆみなどは感じないという。ニキビのようなもので、数が少なければとくに治療の必要はない。しかし、大きくなってしまったような場合には、クリニックへ相談に行ったほうが良い。
私はとくに発症しなかったが、カウンセラーからは、もし、心配であったり、実際に大きいものができてしまったりした場合は遠慮なく相談に来てくださいとの言葉を頂いた。
一時脱毛のこともそうだが、こういった情報を予め知っていると慌てなくて済むのでありがたい。細かなところであるが、こういったところまで行き届いているのは、本当に安心だ。