エナジードリンクで薄毛化の兆し!?

エナジードリンクで薄毛化の兆し イメージ

写真週刊誌FRIDAYのWebコンテンツであるFRIDAYデジタルにて、若者たちに大人気のエナジードリンクの問題点に関する記事が掲載されていました。

 

 

 

参考:FRIDAYデジタル
https://friday.kodansha.co.jp/article/381812

エナジードリンクとは

接種すると頑張れるような気になるエナジードリンク、では一体どんな成分が含まれているのでしょう。
一般的にエナジードリンクに分類される飲料は、主な成分にカフェインや糖類、ビタミンB群、アルギニン酸などが含まれているものが多いです。
商品によっては、カルニチンやクエン酸、植物エキス、高麗人参エキスなどが配合されています。
これらは一般的に、覚醒効果をもたらすものや身体に良いものとされています。
しかし、このなかで摂取しすぎることで身体に異常をきたす可能性があるものは、カフェインと糖類です。

過剰摂取で不眠や薄毛に?

仕事や勉強を行なううえで、気合を入れなおすために口にするエナジードリンクですが、呑むタイミングによってはカフェインが就寝のタイミングまでを影響を及ぼす可能性があります。
カフェインには覚醒効果があるため睡眠が浅くなり、朝起きたときに疲労感が残ってしまいます。
続く疲労感や倦怠感を紛らわすために再びエナジードリンクを摂取すると、また夜に眠りが浅くなるというサイクルに陥ることもあります。この繰り返しにより、不眠体質が進んでしまい、疲れがたまってしまうこともあります。
また、エナジードリンクに多く含まれている糖類は血糖値の急変をもたらし、その結果として肥満や糖尿病のリスクも上がります。

糖とタンパク質が結びつく結果…

エナジードリンクの過剰摂取で大量に摂取してしまった糖類が、体内でタンパク質と結合すると糖化という現象が起こします。
身体を構成する骨が糖化すると骨粗鬆症の原因となり、脳の細胞が糖化すると認知症になってしまう可能性もあります。
そして男性の場合、勃起不全(ED)や薄毛・抜け毛といった頭髪の老化も引き起こしてしまう結果にもなります。
仕事や勉強を頑張るために摂取した飲み物で、薄毛や抜け毛が進行するなんて恐ろしい事態です。
同記事にはこれ以外も、エナジードリンクの功罪が述べられています。

砂糖入り飲料と若年層男性のAGAとの関連性

以前、海外発オープンアクセス・ジャーナルのMDPIにて、糖分を含む飲料物(SSB)の摂取と若い世代の男性のAGA(男性型脱毛症)との関連性を調べた研究記事が掲載されていました。
この研究は、若い男性について加糖飲料の摂取とAGAとの関連性を調査するために中国国内で実施されたものです。

http://MDPI – Publisher of Open Access Journals https://www.mdpi.com/2072-6643/15/1/214

この研究は電子アンケートという形で行なわれ、参加者のほぼ半数が1日1回以上はSSBを摂取していると回答し、25.1%が週4~7回、18.5%が週1~3回と回答しました。
参加者の10%以上が前月にSSBを摂取していなかった。AGA群の週平均SSB摂取量は4293 mLで、正常群よりも大幅に多かった結果になりました。
AGA群と非AGA群の間では、SSB摂取頻度の4つのレベルのそれぞれに有意差が認められ、正常群と比較して、MPHL群はより多くのSSBを摂取していました。
中国国内でも若年層のSSB接種は、日本と変わらなく大量なようです。
そして、研究対象となった集団ではSSBの消費レベルが高いことが観察され、SSBの消費量が多いとAGAのリスクが高くなることが初めて報告されたと述べられています。
この研究では、18~45歳の中国の若者はSSBを多く消費しており、SSBを過剰に消費した人はAGAを報告する可能性が高かったことが分かったとまとめられています。

脱エナジードリンクでAGAの進行は?

これらの記事により、糖分やカフェインを多量に含む飲料の過剰摂取は身体のみならず頭髪にも影響を及ぼすことが分かったかと思われます。
では、エナジードリンクの摂取を抑えればAGAは解消されるのかというと、それはありえません。AGAは遺伝由来の進行性脱毛症状です。
AGAの発症因子を持つ男性が、成人以降に脱毛症状を発症してしまうと頭髪の脱落が進んでいきます。
人にもよりますが、多くは頭頂部の薄毛化や生え際の著しい後退が発症のサインです。

私も、かつては20歳代前半から頭頂部の薄毛化が進行してきました。
30歳代を迎えるころには、生え際の後退も合わせて頭の中央部がすっかり寂しい状態へとなってしまいました。

いまAGAへの切り札がある!

私が30歳代の頃にはAGAというものの存在は一般的ではなく、薄毛はその原因などを問わず一律でハゲと言われました。
私がAGAとその治療法を知ったのが40歳代に入ってからになります。
AGAが進行性であると知ってからは、一刻も早く解決しようと方法を模索しました。
そして自毛植毛を受診し、複数のクリニックで無料カウンセリングを繰り返した後に梅田の親和クリニック大阪院を選びました。
結果は大成功。狙いを絞ってカウンセリングで相談したことが功を奏したのか、確実に信頼できるドクターと巡り合えて私はラッキーでした。
私の場合、処置が遅くなったのが原因で移植できる株の量は少なめでしたが、それでも植毛時のデザイン(配置)にこだわっていただけたおかげで満足な仕上がりでした。
私のように薄毛に悩みながらも40歳代を迎えてしまった方はもちろん、20-30歳代の若さで薄毛に苛まれている方は、一刻も早く専門医のもとでカウンセリングを受診してください。薄毛の悩みは放置しておくと深刻になる一方です。

過ぎたるは猶及ばざるが如し

やる気を漲らせ身体に活力を与えてくれるエナジードリンクですが、その反面で心身に及ぼす影響も懸念されます。
日常的な接種には、適度な量を心掛けておきたいものです。
そして薄毛の悩みを抱えている方は、まず、専門医へ相談してみてください。
そこには、何がしかの解決策が必ずや用意されているはずです。