かつらのカミングアウトで危機的状況に!?

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美容大国とも言われている韓国は、容姿に対する意識が非常に高い人々であるとよく知られています。
美容整形の技術も高く、比較的に安価なことから整形目的で訪れる日本人旅行者も多いと言います。
そんな韓国で、夫がハゲを隠していたことでウツ病を発症したという女性の話題が取りざたされたと朝鮮日報が伝えていました。

参考:Chosun online 朝鮮日報
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/02/28/2024022880146.html

夫が衝撃告白「実はかつらでした」

一連の問題は韓国のラジオ放送でオンエアーされた相談番組でのことです。
YTNラジオ「チョ・インソプ弁護士の相談所」にて、ある女性が「妊娠するまで夫がハゲ頭だということを隠していたせいで、産後、ウツ病を患った」としてアドバイスを求めたと言います。
彼女は夫と付き合い始めてすぐに結婚。数か月後に妊娠が判明し喜んで夫に伝えたところ、彼はかつらを着用しており実はハゲ頭だったとカミングアウトされたと言います。
この衝撃的な事実の告白に彼女は大きなショックを受けてしまったそうです。
彼女は交際中に夫の髪を褒めたこともあったため、妊娠中はずっと裏切られた思いでいっぱいだったと言います。
さらに夫は、彼女に謝りもせず逆に心の狭い女だと言って責め立てたと悔しそうに語っています。

出産後にウツの症状が

そんな妊娠期間を過ぎ、彼女は赤ちゃんを出産。かつらの件も合わさって、産後ウツ病を発症。
そのため家事が疎かになり、さらに「ご飯も食べられず横になっているとき、夫は私をほったらかしにするばかりで、全く助けてくれなかった」と説明しています。
このような状況で、夫は離婚を切り出し、子どもを連れて家を出ていったと言います。

ここまで女性側の話しか語られていないので判断は早いかもしれませんが、酷い状況です。

ハゲの隠しごとは離婚事由になるのか

彼女は夫と子どもの世話が疎かになったことを悔やみ、夫に何度も謝ったそうです。
しかし夫は「お前に母親の資格はない。お前は一生子どもには会えない」と述べたと言います。
そして番組で弁護士は、ハゲ頭ということを明かさなかったことが婚姻関係終了の事由になるのかという質問に対し、ハゲ頭は容姿の問題であるため結婚前に必ず告知すべき義務事項であると考えるのは難しい、従って、婚姻関係終了の事由ではないと説明。

恋人間での隠し事は望ましくないものでありますが、デリケートな問題はカミングアウトしづらいものでもあります。

ハゲは罪なのか

韓国では2018年に、ハゲを理由に不採用は雇用差別であると韓国国家人権委員会が主張しています。

参考:Chosun online 朝鮮日報
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/01/12/2018011201460.html

国家人権委員会法は「合理的な理由もなく、年齢や外見などを理由に特定の人物を採用しないのは、平等権を侵害した差別行為に相当する」と明記しています。

蔑視されるのは日本も同じ

頭髪が薄い、ハゲている部分が目立つという状態は、他者から好奇の目に晒されがちです。
私は梅田の親和クリニック大阪院で自毛植毛のMIRAI法によりこの悩みから脱却しましたが、それ以前はことあるごとに薄毛やハゲを揶揄されてきました。
それは、自毛植毛に踏み切ったのが40歳代に入ってからで、20歳代前半でAGA(男性型脱毛症)が発症してから長い期間を薄毛になるがままで何も手立てを講じなかったことも原因の一つでした。長い期間を放置しておいたがゆえに薄毛化は進み、その時間だけ周囲の心無い人間からの心無い言葉が続いたということです。

薄毛の悩みは早期解決が大切

いま20-30歳代で薄毛の悩みを抱えている方は、どうか早めの対処をご考えてください。
薄毛が目立ち始めてからではなく、ご自身が気になり始めたときが専門医への相談のチャンスです。
外出後、入浴後、朝起きて歯を磨いているときなど、ふと鏡で頭部を見て薄毛が気になるようでしたら、速やかにカウンセリングを視野に入れてください。
私は複数のクリニックで無料カウンセリングを繰り返し(セカンドオピニオン)、自毛植毛の術式やドクターの信頼性、所在地の利便性などを考慮し親和クリニック大阪院に決めました。
その結果、 薄毛の悩みから解放されるとともに、心無い人からの好奇な視線にさらされることもなくなりました。
少しでも悩みを抱えているならば、まずは専門家のもとへ。悩み相談するだけでも、少しは心が軽くなるかもしれません。