いまさらですが、先日、脱毛の原因にはどんな種類があるだろうと考えてみた。
そのときに色々と調べ、自分なりに分かりやすくまとめてみたので、
数回にわたってレポートしていこうと思う。

まずはAGAについて。
AGAとは、男性型脱毛症(androgenetic alopecia、androgenic alopecia、alopecia androgenitica)のこと。
思春期以降に発症する進行性の脱毛症のことで、男性ホルモン型脱毛症とも呼ばれている。
AGAの典型的な進行は、こめかみの上から始まり、生え際の後退、頭頂部の薄毛といった経過をたどる。

これは、両親から受け継いだ種々の遺伝子がAGAに関与していると考えられている。
男性ホルモン受容体遺伝子の遺伝的多型は脱毛に関連しており、これはX染色体上にある。
X染色体は雌から受け継ぐ(雄はXY型かXO型)ため、人間では母方の祖父や祖母から遺伝することになる。
もちろんX染色体のみではなく、疾患関連遺伝子により父方の脱毛が息子の脱毛に関連することもある。
AGAの発症には、遺伝と男性ホルモンが関与しており、一般的には家族性に現れる傾向があると見られている。

とのことで…。

私が親和クリニック大阪で自毛植毛手術を受けるまえ、
無料カウンセリングで医師に相談した際、言われた言葉が
｢AGAですね｣だった。

つまり、髪が薄い、というか、ハゲだったのは、遺伝子的に決められていたということ。
それじゃあ抗いようがない。受け入れるしかない。

AGAの場合、服薬による改善は見込めるが、それをずっと使い続けなくてはいけない。
なんせ、遺伝子的に決められちゃっているのだから。

ここで開き直ることができるのであれば、そのままハゲ街道を邁進すればいい。
しかし、私のように受け入れることを拒んだ人間には、現代科学が抗う方法を用意してくれている。有難い話だ。

自毛植毛手術では、AGAの影響が少ない側頭部から後頭部にかけての
毛根株を前頭部や頭頂部へ移植する。
自前で賄うので拒絶反応はほとんどなく、植えられた株はAGAに関係なく毛髪を成長させ続ける。

現状、AGAに抗い頭髪を蘇らせるのに最適な手段は、
やはり服薬と自毛植毛手術と言えるのだろう。