薄毛の状態でAGAを判別するには

現在、日本のみならず薄毛に悩まれている方は世界中に数多くいます。
頭髪のボリュームがなくなってきた、頭皮が透けて見えるようになってきた。
薄毛の進行度合いは人それぞれで、そのすべてがAGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)であるとは限りません。
加齢に伴い薄毛が進行してて来たという方もいれば、女性に多いですが何らかの原因によりホルモンバランスに狂いが生じ、その結果として薄毛が目立ち始めてきたという方もいます。
そんななか、20~30歳代の若さで生え際や頭頂部の薄毛が進行している状態の男性は、多くはAGAの進行によるものとみてよいでしょう。

ハミルトン・ノーウッド分類でAGAチェック

自分の薄毛の原因がAGAであるかを判別するには、専門クリニックでの相談が最も解決に近い方法であるのは間違い何です。
しかし、人によっては恥ずかしかったり、時間の都合がつかなかったりするので無料カウンセリングに赴くことができない方もいらっしゃいますよね。
そこで、鏡に頭部を映し目視で確認するための指標となるものが、ハミルトン・ノーウッド分類なのです。

ここに図表を載せることはできないので申し訳ないのですが、ハミルトン・ノーウッド分類では9つの薄毛状態を示しています。

まずⅠ型ですが、この段階はほぼ薄毛が目立たない状態です。
やや生え際のあたりがM字型に後退している程度です。
次にⅡ型。Ⅰ型が少し進行したものです。頭頂部に変化はないが、生え際がM字型に進行した状態です。
そして、Ⅱ Vertex型というものがあります。これは、M字型の生え際に加えて頭頂部の薄毛も進行した状態を示します。頭頂部が円状に薄くなった状態です。

結果として親和クリニック大阪院で自毛植毛手術を受けた私が、薄毛に悩み始めたのがⅡ Vertex型の状態でした。
その時の私は生え際の後退に気づかず、いきなり頭頂部が丸くハゲてきたことに愕然としたのを覚えています。

次はⅢ型です。生え際のM字が行した状態です。おでこが広くなり、頭頂部の周囲から頭髪のボリュームが減ってきているのが特徴です。
そしてⅢ Vertex型。Ⅲ型に加えて頭頂部が円状に薄くなったものです。Ⅳ型はⅢ型からさらに生え際の薄毛が進行した状態です。頭頂部に目立つ円状の脱毛範囲がさらに拡がっている特徴です。ここまでくると、ほとんどの方が薄毛に悩み始めると思われます。
Ⅴ型はⅣ型が進行した状態です。生え際のM字脱毛がより進行し、そのうえで頭頂部のハゲ化も堅調となります。前頭部の進行が頭頂部の進行と交わる一歩手前と申せば分かりやすいかと思います。
Ⅵ型は生え際と頭頂部の脱毛部位がつながってしまった状態です。ここまでくると薄毛という範囲には収まりきらず、頭部の中央がむき出しの状態になっています。
最後のⅦ型は、ハミルトン・ノーウッド分類において最もAGAが進行した状態です。
頭頂部にできた円状の薄毛部が拡大していき、側頭部や後頭部の上部付近まで脱毛が進行しています。側頭部や後頭部の頸部に近い部分はAGAの影響を受けにくいので、そこだけ頭髪が残っている状態です。

しかし受けにくいだけであり、薄毛が進行しないかというと、それもまた語弊があります。
あくまで人によりますが、この部位でも何らかの原因により薄毛が進行する場合もあります。私がそうでした。
親和クリニック大阪院で無料カウンセリングを受信した際、側頭部や後頭部も脱毛が進行していた状態であったため、移植できる株の採取数にも制約があると診断されました。
そのときの私は目立たないぐらいは採取できたのですが、本当にギリギリでした。
もし処置が遅れていたら、もう少し相談を先延ばしにしていたら…。自分の望むべき結果になっていたかどうかは分かりません。多分、満足のいく仕上がりは期待できなかったでしょう。それほど、AGAの進行は恐ろしいのです。

現在、薄毛に悩まれている方。その薄毛、原因はAGAかもしれません。
遅きに失するまえに、是非とも専門クリニックによる無料カウンセリングを受信してみてください。