何事も早期の対処が解決への近道

ここ数年、夏の終わり付近では天候が不順になることが多く、ほんの短い秋を経過していきなり冬がやってくるという印象です。
私は10月に入って在宅時にくしゃみや鼻水が頻発。風邪かなと思いつつ外出でマスクをつけたらピタリと止まるという状態で、秋口に発生する花粉の影響だと気づきました。
思い込みというのは往々にしてあることで、病気や症状といったものは素人判断で決めつけては危険な場合もあります。
それは症状が脱毛現象の場合でもそれは同様です。

一部の10代に拡がる水虫の症状

最近、中学校や高校で皮膚真菌症の頭部白癬や体部白癬の集団発生が報告さてれいます。

参考:NEWSポストセブン
https://www.news-postseven.com/archives/20220927_1796299.html?DETAIL

これは医学用語ではありませんが、新型水虫と呼ばれ、感染すると家庭などで家族や周囲の人にこの新型水虫を拡げることになるのだと言います。
原因はトリコフィトン・トンズランス菌という白癬菌の一種でレスリングや柔道などの国際試合で海外から入ってきたと考えられています。

2000年頃から国際交流のある格闘技選手のなかで目立ち始めたということで、すでに20年以上も経過しています。
現在は一般の人にも拡がり、国内に数万人の感染者がいるとみられています。

水虫で頭頂部が禿げる!?

新型水虫は従来のものとは異なり、足ではなく頭部や首筋など上半身を中心に発症します。
そしてこの水虫は、罹患すると脱毛症状まで引き起こしてしまう点です。

※※ここから引用※※
トンズランスの語源はキリスト教の修道士が頭頂部を丸く剃る“トンスラ”で、この新型白癬菌の感染がひどくなると頭頂部が禿げることがあることからつけられました。
※※ここまで引用※※

白癬菌は人体に寄生すると、ヒトの皮膚の角質層・毛・爪などの蛋白質を捕食します。
頭部白癬は、カサブタができる程度から、頭皮が盛り上がって膿が出て、脱毛するような症状まであるというのです。
症状がなくとも毛穴に入り、周囲の人に感染させてしまうことも想定されます。
症状が進行しないうちに早期の対処が大切で、皮膚科医で処方された塗薬を外用することで治療できます。
この白癬菌は毛髪や皮膚に入り込むと完全な駆除は難しいようで、根気強く治療を続けることが大切だと言います。

このニュースを見つけ、白癬菌が原因での脱毛症状が起きるとは思ってもみないことです。
そもそも水虫は、足の痒みだろうと固定観念があります。
しかし、同じ皮膚である以上足だろうが頭部だろうが感染する可能性は同じようにあるわけです。頭部は菌の餌となる角質層や毛などが豊富にあるから、当然と言えば、当然です。

どんな症状でも早期対処が効果的

この菌に限らず、大切なことは症状が出たらすぐに専門医を受診することです。
それは頭部の薄毛や脱毛症状に関しても同じことです。
頭髪の薄毛化が顕著になってきた場合、想定できる症状はホルモンバランスの乱れや毛例による脱毛現象、そして年齢を問わず発症するAGA(男性型脱毛症)です。

薄毛に悩まされ始めた時には、AGAという言葉は一般的ではありませんでした。
もちろん私もAGAの存在を知る由もなく、止まることなく進み続ける薄毛化に悩みを募らせる毎日でした。
貴重な20歳代を薄毛の進行と他者からの好奇な視線や容赦ないイジリとともに過ごしました。今思えば、本当に悲惨な経験したものです。
私がAGAの存在、自毛植毛の存在を知ったのは40歳に入ってからでした。
その後に無料カウンセリングを経て梅田の親和クリニック大阪院での自毛植毛により、失いつつあった頭髪とともに自信も取り戻せたという次第です。
現在では術後に定期的に処方してもらっている内服薬のデュタステリドと外用薬のハイブリッドミノキシジル(親和クリニックオリジナル)のおかげで、健康的な頭髪をキープできています。

薄毛の症状が現れたら、複数の可能性を考慮して探っていくことが大事です。
そのための近道は、やはり専門医への相談です。

現在は薄毛対処の専門医は数多く存在します。その多くは無料でカウンセリングを受診できます。大切なことは、事前にある程度の知識を得ておくことと、一箇所で決めるのではなくセカンドオピニオンで複数の専門医の意見を聞くことです。
私は、親和クリニック大阪院を選択し、全幅の信頼を置けるドクターの手により頭髪を取り戻せました。

世代や性別を問わず、薄毛に悩みを抱えている方は、早期の対処と専門医への相談をお勧めします。
AGAは進行性です。早期発見(確定)の早期対処が肝心です。