乳酸菌に抜け毛を減らす効果!?

日清食品HDは、同社グループが保有するトウモロコシ由来の「ラクチプランチバチルス プランタラムN793(乳酸菌N793株)」に、抜け毛を減らす効果があることを発見したと発表しました。
乳酸菌に抜け毛を減らす効果? どういうことか確認してみます。

参考:日清食品ホールディングス
https://www.nissin.com/jp/news/11597

乳酸菌N793株を含むローションを塗布する

日清食品グループのグローバルイノベーション研究センターでは、健康科学に関する専門研究部門を設け、乳酸菌のさまざまな健康効果に関する研究に取り組んでいます。
今回、同社グループが保有する微生物ライブラリーのうち、トウモロコシ由来の「ラクチプランチバチルス プランタラムN793(乳酸菌N793株)」について、毛髪の密度を高め、抜け毛を減らす効果があることを実証したと発表しました。

日清食品では薄毛に悩む日本人の男女を対象に、乳酸菌N793株を含むローションを継続的に頭皮へ塗布する臨床試験を’21年4月から’22年10月に実施。
その結果、毛髪密度の上昇および抜け毛を減らす効果があることを明らかにしました。
さらに、薄毛に悩む日本人の男女を対象として、乳酸菌N793株を含むローションと乳酸菌N793株を含まないローション (プラセボ) を継続的に頭皮へ塗布する臨床試験を’21年10月から’22年5月に実施した結果、乳酸菌N793株を含まないローションを塗布した被験者と比べ乳酸菌N793株を含むローションを塗布した被験者は統計学的に有意に毛髪の密度が上昇したと言います。

日清食品グループは、乳酸菌N793株が持つさまざまな効果やそのメカニズムについて、これからも研究を続けていくとしています。

乳酸菌が脱毛を抑制

以前から、乳酸菌やビフィズス菌といった腸内細菌を良好に保つことは髪の悩みを解決する糸口になり得ると言われていました。
「人にはヒトの乳酸菌」というキャッチコピーでおなじみの新ビオフェルミンS錠で有名なビオフェルミン製薬株式会社が運営するWebページにでは、エクオールという腸内細菌の一種の成分が女性ホルモンのエストロゲンに似た構造を持つため、女性の健康や美しさへの作用が期待されていると掲載されています。
エクオールは、大豆イソフラボンの一種に含まれるダイゼインを摂取することで、エクオール産生菌から作られています。

エクオールについて詳しくは:腸活ナビ ビオフェルミン製薬株式会社
https://www.biofermin.co.jp/chokatsu_navi/article/031.php

乳酸菌には整腸作用や免疫バランスの調整、ストレスの軽減といった作用があるとされています。
脱毛は心身の不調が原因で発症する場合がありますので、その不調を整えることができれば症状は緩和されるというわけです。

AGA由来の脱毛症状は?

先にも書きましたが、心身の不調による脱毛以外にも、脱毛には様々な発症要因があります。
そのなかでも成人男性に多いのがAGA(男性型脱毛症)であり、進行が進む可能性が高いものもAGAによる脱毛症状です。
AGAは遺伝性の脱毛症状です。自分の遺伝子にAGAの発症因子がある人は、成人以降に発症する可能性を持っています。
私が発症したのは20歳代前半で、最初はつむじ周辺が薄くなってきて、止まることなく徐々に進行していきました。
もちろん、その当時に出来得る対処は施しましたが、AGAというものの存在すら一般的には広まっていない時代でしたので、効果的な対処法を知りませんでした。
私が梅田の親和クリニック大阪院で自毛植毛を施術してもらったのが40歳代に入ってからでした。その間は絶えず薄毛の悩みを抱え、劣等感に苛まれつつ過ごしていました。

AGA由来の薄毛である場合、一般的な育毛活動では薄毛化を抑制すること難しいと言えます。
エビデンスのない髪に良いとされているものなどは、対抗策になりえません。

そしてAGAは進行性です。いま現在、頭頂部の脱毛や生え際の後退などAGA由来の薄毛かもしれない症状に悩まれている方は、放置せずに専門医へ相談なさってください。
カウンセリングだけなら無料です。専門医により薄毛の原因を判別してもらうことは、治療の第一歩です。
医師だけではなく、数多くの患者と向き合ってきたであろうカウンセラーとの面談でも、悩みを解決する糸口を明確に示してもらえます。
複数のクリニックでセカンドオピニオンを繰り返し、親和クリニック大阪院は信用・信頼に足ると判断し自毛植毛を施術してもらいました。
その決断は間違っていなかったと、いまでも思っています。
薄毛の悩みを抱えている皆様も、まずは信頼できる医師と巡り合うための第一歩である無料カウンセリングを受診してみてください。