グッズ利用で紫外線をシャットアウト

前に紫外線についてレポートしたが、今回はその紫外線を防ぐ手立てと、その注意点を考えてみる。

長時間、紫外線を頭皮に浴びてしまうと、頭髪は痛み、頭皮は細胞が老化してしまい薄毛の原因となる。
では、これを防ぐためには何をしたら良いだろう。

紫外線を浴びないようにするためには、保護したい部分を隠せばいい。

……というわけで、まずは帽子。
帽子をかぶってしまえば、頭皮や頭髪は直射日光にさらされることはなくなる。
紫外線は、より色の濃いもののほうがカット率(透過率)は高くなる。
白よりも黒のほうが、通り抜ける紫外線の量は少ないということだ。
しかし色の濃いものは、熱を蓄えやすい性質を持っている。
育毛にとってこの熱は重大なもので、発汗や、それに付随する蒸れに繋がってしまう。
長時間かぶったまま、仕事などでヘルメットをかぶる人などは、発汗によって頭皮が蒸れてしまいがち。それが育毛の妨げとなってしまうのだ。

また、きつめの帽子やヘルメットなどを着用し続けていると、頭皮が血行不良となってしまうことも。
とくに生え際付近をきつめにしてしまうと、頭皮への血流を遮断することにもなってしまうので注意が必要だ。

きつすぎず頭にフィットした帽子を選び、汗をかいてきたようなら脱いで通気を良くするとともに汗を拭き取る。
室内や日陰では帽子を脱ぐように心掛け、帽子自体を清潔に保つこと。
これが、帽子を利用することで夏の暑さと紫外線から頭髪を守るために肝要だ。

日傘の利用

日差しの強い季節を迎えると、女性は日傘を利用する人が増えてくる。
帽子と違って直接、頭皮を覆うことはなく、通気性を気にすることもないので便利だが、
いかんせん、男性にとってはなかなか使いにくい。
いまの世の中、男性用の日傘も販売されているし、気にしなければいいのだろうが……、それもなかなかできない。悩みどころだ。

そんな日傘だが、これも先ほど述べた色によって紫外線の透過率が変わってくる。
薄い色よりも、濃い色のほうが透過率が高い。白よりも黒がベター。
黒い日傘って、それほとんど雨傘! と言うなかれ、頭皮だけではなく身体全体の皮膚の日焼け対策を考えると、より濃い色のものを選んでおくにこしたことはないというわけだ。

いまでは色の濃いものでもレース素材を使用するなどして、紫外線の透過率を高めつつも
通気性やデザイン性を追求した品も増えているので、育毛に繋がる日焼け対策のひとつとして、男性も日傘を活用してみるのは如何だろうか。

参考)男性用日傘(http://uv100.jp/products/list.php?category_id=15