玉ねぎジュースが薄毛に効く!?

新型コロナウィルスの猛威は止まることを知らない状態です。

コロナに罹患してしまうことを考えると、むやみやたらな外出は控えるのが得策なのでしょうが、仕事の関係でそういうわけにもいかず、悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。新型コロナウィルスは年齢や健康状態によって罹患した際の重篤度が異なるようで、とにかく厄介なウィルスです。

そんな状況ですが、相変わらず世界中の育毛ネタを収集している日々を過ごしています。

玉ねぎのしぼり汁が髪の成長を促進

そこで今回ご紹介しますのは、インドの農業・農村関連のニュースをまとめているニュースサイト「クリシジャグラン」に掲載されていた、玉ねぎジュースが髪の成長を助ける役割がある(かもしれない)という情報です。

参考:クリシジャグラン

https://krishijagran.com/health-lifestyle/do-you-know-onion-is-a-miraculous-remedy-for-hair-growth/

記事によると、玉ねぎのしぼり汁で頭髪をトリートメントするわけではなく、たまねぎの成分を含有したヘアオイルやシャンプーには、髪の再成長を促進する作用が含まれているようだとのことです。

インドにおいて玉ねぎといえばレッドオニオンのことを指すようです。日本では赤玉ねぎと呼ばれている表面が赤紫のような色をした玉ねぎです。

赤紫色の成分はアントシアニンというポリフェノールの一種です。ちなみにブルーベリーやナスなどの紫色をした果物や野菜も、同じ成分のポリフェノールです。アントシアニンは植物が降り注ぐ紫外線や自然発生のウィルスなどから身を守るために作られる成分で、とても強い抗酸化作用があります。

赤玉ねぎは比較的辛みが少なく、みずみずしいのが特徴ですので、生のままサラダなどで使用されることが多いです。

アントシアニンの抗酸化作用が育毛に効く?

さて、記事の紹介に戻ります。タマネギジュースは、抗酸化酵素の一種であるカタラーゼのレベルを高めることにより、髪の成長を改善するのに役立つのだそうです。

カタラーゼとは、過酸化水素を不均化して酸素と水に変える反応を触媒する酵素です。過酸化水素は強力な酸化力を持つヒドロキシラジカルを生成しやすい性質があります。ヒドロキシラジカルとは酸化力が強い活性酸素で、ガンをはじめとする生活習慣病や老化の引き金となる率が高いと言われています。

そこで赤玉ねぎの持つ酵素が役に立つというわけです。

この酵素は過酸化水素の分解を助け、ヘアサイクルを最適化するのだそうです。

また硫黄分が豊富に含まれているため、毛包に栄養を与えることもできます。硫黄分が豊富な状態であると、薄毛や抜け毛を最小限に抑えることができるのと書かれています。

さらに抗酸化物質は、白髪の進行を抑制するのにも役立ちます。赤玉ねぎが豊富に含んでいる抗菌特性は、頭皮を健康に保ち、感染を防ぎ、髪の成長を妨げないようにする効果があるようです。

ちなみに赤玉ねぎのヘアオイルは髪の成長を改善し、抜け毛や頭皮の感染の防止、傷んだ髪を修復したうえに強化するなど、髪の成長を制御する効果があるようです。

また赤玉ねぎのシャンプーは強力な脱毛防止作用があるとされており、(これは不確定の情報ですが)ジヒドロテストステロン(DHT)を自然にブロックすることで脱毛を効果的に防ぎます。DHTは脱毛の原因であることは科学的に解明されています。

まとめ

ともあれ、玉ねぎは血液をサラサラにしてくれる効果があることは、日本でも昔から言われています。野菜を積極的に摂取することは身体の健康にとっても良いことですので、日常の食生活で積極的に摂り入れてみるのも良いかと思います。

赤玉ねぎシャンプーは日本でも売られているようですので、興味のある方は効果・効能を調べてみるのも良いかもしれません。

https://shinwa-clinic.jp/osaka/