女性にとっての薄毛の悩み

先日、仕事の仲間であり飲み仲間でもある女性と会食している際に、こんなことを言われました。
「私の友達で、あんたに会わせたい人がいるの。あんたのことを話したら、会って話を聞きたい」と。
恥ずかしいことに、長年、独身をこじらせている身としては、千載一遇のチャンス!?
声を出して喜びたいところですが、そんなことはおくびにも出さず、つとめてクールに
「いつでもいいよ」と返答。

先方が近いうちがいいとのことで、その翌週に3人で会うことになりました。
当日、お見えになったのはなかなかの美人さん。伏し目がちで、なかなか話そうとしません。

共通の友人でもある女性が間に立ち、徐々にほぐれて場がなごんできたところ、
ついにその日の本題、会いたい理由が判明。

・・・みなさんの予想通り「薄毛の悩み」でしたー。
ダメージを引きずりつつも、性別は違えど悩みは同じの者として、つとめて冷静にお聞きしました。

良くあると言っては失礼なのですが、髪の分け目や頭頂部のボリュームが無くなった、
地肌(頭皮)が見えてきてしまった。それを旦那さんに指摘されてしまった。というものでした。
とりあえずは、男性と女性は薄毛の根本原因で違うところもある。私の場合はAGA(男性型脱毛症)なのでなおさら、私のやりかたが貴方に合うわけではないということを伝えました。
そのうえで、私がいままで調べた範囲で知り得た女性向けの情報、その対策、解決法などを話しました。
そして、何か対策を行なっているか聞いたのですが、いままでどおりのことしかしていないとのことでした。

気になっているのに何もしていないというのは、不思議な感じがしますが、これは、良くあることです。
認めたくないという心理なのか、私は大丈夫という気持なのか。

さらに日常的な食事や生活傾向は? と聞いたところ、お子さんはいないがご主人の帰宅が不規則で、ご自身の仕事もあるがそれに合わせるとどうしても不規則になりがちだと話してくれました。
女性の髪の悩みというのは、日々のストレスや生活環境の悪化などで発生する場合があります。
彼女の場合、まさにそれだとは思ったのですが。とりあえずストレスの影響をお話ししたうえで、私は専門家でも何でもないので、まずは専門家の意見を把握しておくことが大事だということを伝えました。
手軽なものだと、ホームページ上で解説しているものもあるし、専門のクリニックで無料カウンセリングを受けるのも手だと。

とにかく、なんでもかんでも食いつくのではなく、現状の把握と解決法の模索がまずは大事ですよとお話ししました。
そして自分が納得する何らかのものが見つかったのであれば、なるべく早いうちに着手すべきだと。
悩んでいる期間は短いほうが心的ストレスも軽減されますし。

・・・と、こんなカンジで相談を終えました。薄毛や育毛の様々な記事を読み進めていて、
女性の薄毛の悩みは年々、増えていっているということは把握していたのですが、こうも目の当たりにしてしまうとは。

そんなわけで改めて、薄毛に悩む女性に向けての情報をまとめてみます。

まず、薄毛が気になりだしたら、どういう状態で、何が起こっているのかを把握するかが大事です。
そのうえで、生活環境、使用しているシャンプーなどの見直し。育毛剤を使うのであれば、
それはどのような商品で、どのような効能を持っているのか。その効能を発揮するものとは何なのか。
それでダメだったら次のことは。他にはないのか? ホルモンバランスの乱れは? その原因となる行動(服薬など)をしているか否か。
乱れの改善策の把握。先人の意見をリサーチ。心的ストレスが影響しているのか? そうであれば、そのストレスを早急に取り除くことは可能か?など留意するべきことはたくさんあります。

一般的に、女性は男性に比べて繊細であり、何らかの乱れが頭髪に影響してしまうこともありがちです。男性のAGAように分かり易い原因でないことがほとんどなようです。
女性にとって髪は命とも昔から言われています。その髪の悩み、ましてや薄毛の悩みならなおさら深刻です。
解決するには早いほうが良いですし、早期解決には早期発見が重要な要素です。

自分で判断できないと感じたら、専門医の無料カウンセリングをいくつか受けるのもひとつの方法です。
専門家の意見をいくつか聞けると客観的に自分の状況が把握できるはずです。