ここ最近、ココナッツオイルが美容や健康、ダイエットに良いとされる話を耳にします。
日本では主に食用のココナッツオイルを飲料や食品に加えて摂取することが多いそうですが、ボディオイルやヘアオイルといった身体に塗布して使用する非食用のオイルも販売されています。そして、ココナッツオイルには頭髪の状態をよくする効果もあるそうです。
ココナッツオイルに育毛効果!
まず、ココナッツオイルとは何かについて説明します。
ココナッツオイルの元となるココナッツとは、単子葉植物ヤシ科の高木
“ココヤシ”に生る大きな果実内にある胚乳から抽出精製された油を指します。
ココナッツオイルには豊富な成分が含まれています。
ラウリン酸は中鎖脂肪酸の一種で、細菌やウイルス、真菌などに対する抗菌・抗酸化効果が認められています。そしてビタミンEは血行促進、オレイン酸は保湿、中鎖脂肪酸は頭髪のダメージケアと、頭髪の健康を維持するためには不可欠な成分が含まれています。
さらに頭髪とは離れますが、ケトン体はアルツハイマーの方の脳のエネルギーとして注目される物質で、実際にココナッツオイル摂取で認知機能の改善が認められているそうです。
これらの成分がそれぞれ効果を発揮し、頭髪が育ちやすい環境を作ります。
使用するにあたっては、ココナッツオイルを頭髪に頭皮にまんべんなく塗布して、優しくマッサージします。
注意点は、ココナツオイルは頭皮の毛穴を詰まらせてしまうこともあるため、マッサージを終えたらシャワーなどで頭皮についたオイルを良く洗い流すこと。
毛 穴に詰まったオイルが原因となり頭皮のニキビや炎症などに繋がってしまうこともあります。頭皮にニキビができやすい人は、ココナツオイルの使用は特に注意が必要になります。
また、ココナッツオイルは酸化しにくい性質を持っており、使用期限が比較的に長めですが、直射日光を受ける環境では劣化しやすいので、なるべく日のあたらないところで、なおかつ常温での保存が望ましいようです。
そして、ココナッツオイルは独特のにおいがします。あの匂いが苦手という人もいます。ココナッツオイルは大きく分けて2種類あります。
バージンココナッツオイルは精製を行なわず、低温で圧搾した状態のものを指します。栄養分が豊富に含まれているのが特徴です。
一方、精製ココナッツオイルと呼ばれているものは、高温で圧搾抽出したのちに化学処理を行ない、脱臭・漂白したものを指します。
成分的にバージンココナッツオイルよりやや劣るものの、独特の香りは薄まり誰でもが使いやすい状態になっています。
まとめ
これからの季節、紫外線での頭髪ダメージが気になってきます。
親和クリニック大阪院でAGAを克服した私も、自毛植毛で取り戻した黒髪を労わる日々を過ごしています。
新たなヘアケア商品を模索している方は、ココナッツオイル関連の商品をチェックしてみてはいかがでしょうか。
参考)
WOMANS HEALTH
https://www.womenshealthmag.com/beauty/a22842176/coconut-oil-for-hair-growth/
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