頭皮向けトリートメントってナンダ!?

頭皮の汚れは薄毛の原因のひとつとされているのはもう常識ですよね。
頭皮にこびりついた皮脂が酸化すると刺激物になってしまい、頭髪の育成を阻んでしまうのです。

しかし、頭皮の脂を落とし過ぎてしまうのも、育毛を阻害する原因となってしまうこともあるのです。
植毛手術をしてから、頭皮を清潔に保つことに気をつけていますが、むしろ、洗いすぎないことも大切なようです。

皮脂は紫外線や汚れといった外部からの刺激から守ったり、肌の潤いである水分の蒸発を防ぐバリアの役割を持ったり頭皮を保護するためには必要なものでもあるのです。
そのすべてを洗い流してしまうことは、逆に薄毛を助長してしまうことにもなりかねません。

過度な洗髪は皮脂を落としすぎることにつながります。落とし過ぎると、今度は人体の性質上、皮脂の分泌が活発になります。
これを繰り返すと、必要以上に皮脂が分泌され続ける状態へと陥ってしまうのです。

頭皮は保湿が必要。そのためには、ある程度の脂分が同じく必要となるというわけです。

男性の平均的な皮脂量は、年代を問わず大差はないと一般的に言われているそうです。
しかし、肌の水分量は年齢を重ねるほどに下がってしまうため、脂分の量との逆転現象が起き、皮脂がたっぷり、つまり脂っぼい状態となってしまうのです。
ですので、適度に肌を保湿していれば、皮脂が過剰となってしまう現象を防ぐことができるのです。

保湿方法としては、過剰な洗髪を行なわないことはもちろん、薬局などでも販売されている男性用の頭皮トリートメント剤を使うことが有効なようです。
頭皮トリートメント剤は、頭皮の保湿や頭皮を柔軟にする役割を持っているものが多いです。
商品によって使用法は異なりますが、大体の商品はシャンプーで洗浄した後にしっかりとすすぎ、適量を頭皮につけるだけです。
頭髪ではなく頭皮のために行なうものなので、髪になでつける方法ではなく、指の腹などを使って頭皮全体へ塗りこむように行なう、このとき一緒に、頭皮マッサージを行なうのも効果的です。
頭皮トリートメント剤を塗りこみながら頭皮を優しく前後させ、柔軟性を取り戻すようにマッサージしましょう。
塗りこみながらゆっくりおよそ5分、マッサージ。そしたら、シャワーなどで優しく洗い流してください。
強めの水流でゴシゴシと洗い流してしまうことにもお気を付けください。
また、髪を乾かす際のドライヤーの当て過ぎにも注意が必要です。
せっかく頭皮の水分量を増やす努力をしているのに、ドライヤーで過度に乾燥させることは禁物です。

頭皮の保湿をしっかりして、うるおいを与えてあげることが重要なのです。
抜け毛や薄毛が気になる方は毛髪に気がいきがちですが、毛髪を育てる土壌である頭皮のケアも見逃してはならないポイントであるのです。

自分は、自毛植毛手術をしたので、つい髪に注意が行きがちですが、蘇った髪だけでなく、頭皮の保湿にも注意を向けないといけないようです。