頭皮の日焼けにご用心

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に悩まされて3年目に突入しました。
様変わりした生活様式にもすっかり慣れてきましたが、世間ではマスクがどうとかワクチンがどうと相も変わらず騒がしいです。
そんな状況ではありますが、天候や気温の変動が激しい年になりそうです。
6月の段階で気域によっては猛暑日が記録されたり、異例の速さで梅雨が明けたりしました。
政府から節電や節ガスの呼びかけがなされ、この夏を乗り切るには様々な難題が課せられているような気がします。

直射日光は防ぎましょう

カンカンと照りつける日差し(紫外線)は、容赦なく肌を焼いてきます。
日差しを避ける手段を講じていないと、直立している状態ではまず頭皮から紫外線の猛攻を受けることになります。もちろん顔や首筋、肩や腕なども夏の日差しにより日焼けしてしまうことになることは必然です。
帽子や日傘などで対策していれば、ある程度は日焼けのリスクを低減できます。
テレビの情報番組にて、今年は男性が日傘をさしている姿が見受けられると報じられていました。

帽子の問題点

前述のように強烈な日差しから身を守る手段として帽子をかぶることは有効です。
しかし、モノによっては通気性が悪く頭部が汗で蒸れてしまうこともあるのです。
生地がメッシュ状になっているものや麦わら帽子だと、通気性が良いため蒸れにくいのですが、そうでないものでは帽子内に熱がこもり頭皮から分泌された汗が熱せられ蒸れた状態になってしまいます。これは頭皮環境的に考えますと最悪の状況です。
そのため、帽子をかぶるのであれば通気性の良いものを推奨します。
日傘の場合、頭部に直接触れることが無いので通気性の心配はありません。

頭皮が日焼けしてしまうと

帽子や日傘などで日差しを避けることなく、長時間にわたり直射日光に肌を晒してしまうと、後で日焼けに悩むことになります。
肌がヒリヒリする程度でしたら良いのでしょうが、頭皮の場合は悠長なことを言っていられません。
強烈な日差しにより頭皮が日焼けしてしまうと、場合によっては火傷のようなひどい状態になってしまうこともあります。

人体の皮膚のなかで、頭皮は弱い部類に入ります。
顔や腕とは違い、強烈な日差しを浴び続けてしまうと日焼けを通り越して火傷になってしまいます。
もちろん日差しだけではなく、ドライヤーの当てすぎでも火傷してしまうことがあります。
火傷の度合いにもよりますが、その部位にある毛包が活動を停止してしまうことがあります。そうなると、そこから髪の毛が生えてこなくなってしまいます。

真偽のほどは不明ですが、とある人がTwitterに書き込まれていたところによると、夏の日差しのもとで日傘もせず帽子もかぶらないで活動していたところ、髪の分け目にあたる部分が日焼けしすぎて火傷のようになってしまい、以降はその部位が薄毛のような状態に陥ってしまったという情報を見ました。

頭皮の日焼けに関しましては、こちらに詳しく記載されています。
出典:病院さがしガイド
https://byouin-sagashi.com/scalp-sunburn_s_37034/

熱中症から多臓器不全へ 軽く考えないで

夏の強烈な日差しを浴びすぎることから考えられるのは、まず熱中症があります。そして重度の日焼けによる皮膚のトラブルが挙げられます。
軽く考えられている方もおられますが、重度の熱中症はけいれんを起こしたり昏睡状態になったりすることもあります。
体温調節機能が失調するため発汗が止まり、体温の上昇により中枢神経が機能不全を起こしてしまうのです。

参考:山形大学医学部
https://www.id.yamagata-u.ac.jp/EPC/kanho/pdf/heat%20stroke.pdf

髪が生えてこなくなったら

重度な熱中症と違い命まではとられない頭皮の日焼け=火傷ですが、髪のケアを考えれば、回避するに越したことはありません。
それでも、うっかり頭皮が日焼けして痛みを伴うようなことがあれば、即座にクリニックで診察してもらうべきです。
そして火傷状態から回復したのちに、その部位が脱毛し髪が生えてこなかったら、今度は皮膚科よりも頭髪関連の専門医のもとへ相談に行くのが賢明です。
例えば、私が自毛植毛を受け、AGA(男性型脱毛症)を克服した親和クリニック大阪院のような、薄毛や抜け毛のスペシャリストであるクリニックが最適です。

デリケートな問題なため写真のリンクを掲載するのは控えますが、女性で重度の日焼けやドライヤーのあてすぎで頭皮にやけどを負ってしまい、そこの部位が円形脱毛症のような状況になってしまうことが往々にしてあるようです。
私は親和クリニック大阪院での自毛植毛にふみきるまで、長年にわたりAGA由来の薄毛化に悩み続けてきました。
私は男だからまだ心無いイジリにも耐えられました。
しかし、女性の薄毛や髪のない部位に対する悩みはさぞかし深いものと推察できます。

日差しやドライヤーなどでの火傷に注意するのはもちろんですが、もしも火傷して髪の毛が生えてこなくなっても対処法はあります。
頭皮のトラブルのみならず、AGAやFAGAといった脱毛症でお悩みの皆様、どうか専門医の無料カウンセリングで悩み解決に舵を切ってください。