視力低下によるストレスは薄毛につながる!?

私に限った話ではないでしょうが、年齢を重ねるにつれ
近くのものが見えにくくなる症状に悩まされます。
いわゆる老眼ってヤツなのですが、これが困りものです。
私は職業柄、日常的にパソコンと向き合っている時間が長かったからか、
40代前半からという、わりと早い時期から老眼に悩まされています。

まずスマホ画面に表示されるような細かい文字が見えにくくなっているのに気づき愕然とし、その後に文庫版の小説や新聞などを読むのが苦痛になってきました。
見えない、見えにくいのは、非常にストレスがかかるものです。
周囲の歳が近い友人たちに聞いた見たところ、多かれ少なかれ個人差はあるものの、
40代後半までにはだいたい老眼の症状は現れるようです。

老眼は薄毛を促進させる?!

ネットに書かれている意見もチェックしてみたのですが、
やはり多くの人が悩まされ、ストレスを感じているようです。

そのなかで、このような意見を目にしました。
「老眼になってから、急激に髪が薄くなってきた」
これは大問題です。しかもこの意見、女性が発せられたものなのです。
もちろん老眼からくるストレスだけではなく、加齢によるものもあるでしょう。
しかし、ストレスが脱毛につながってしまうというのも事実なのです。

ストレスのもととなる老眼からくる眼精疲労は、目の周りの血行不良によるものが原因の一つとされています。
血行不良が重なると、眼精疲労が回復しないばかりか、皮膚のシミやシワの原因にもなります。
さらにストレスからくる血行不良は頭皮や毛髪にも確実にダメージを及ぼします。
ご存知の通り、毛髪は毛細血管から栄養が供給されることで成長します。
その栄養源が弱体化してしまうと毛髪の成長は鈍ります。
弱り切った毛細血管が最終的に機能しなくなると、そこの毛穴は死滅してしまい、毛髪が生えてこないハゲた状態になってしまいます。
これらは男女を問わず言えることです。

まだまだある薄毛の要因

男性の場合はストレスや外的要因だけではなく、AGA(男性型脱毛症)が原因でハゲが進行してしまう場合があるのですが、こうなってしまうと自毛植毛やプロペシアなどの発毛医薬品に頼ることになります。
かく言う私は、自毛植毛手術を行った親和クリニックでの自毛植毛、そしてプロペシアとハイブリッドミノキシジルの服用・塗布でAGAに対抗しています。

女性の場合は、ストレスにより女性ホルモンの分泌量やバランスが乱れてしまうと健康な毛髪を生やすサイクルが乱れ、抜け毛が増えてしまうようです。ホルモンバランスが乱れる大きな原因は妊娠出産、ストレス、不規則な生活などがあげられます。
また、ストレス解消のための暴飲暴食も脱毛の原因になります。
とくに飲酒は、アルコールを分解するために体内の栄養を消費するため、
そのほかの部位には栄養が十分に行き届かなくなってしまうのです。
それが何日も続いてしまうと、頭皮の毛細血管は慢性的な栄養不足となり、
抜け毛が増えてしまうというわけです。過度な飲酒は控えましょう。喫煙は言わずもがなですが。

老眼という言葉、そして補助となるアイテム老眼鏡という名称。
これは40代にとっては堪えるものです。なんとか抗いたいというか。
しかしながら、弱ってきた部位に対して何も対処せずにいることは、百害あって一利なし。
頭髪を大事にするのであれば、老眼のみならず眼精疲労のケアも怠りなきよう心がけましょう。薄くなったら、植毛手術はありますが、その前のケアはもっと大切です。