葉酸に育毛効果がある!?

植物の葉に多く含まれている葉酸がにわかに注目!

アサ芸プラス
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葉酸とはビタミンB群の一種で、ビタミンM、ビタミンB9、プテロイルグルタミン酸とも呼ばれる栄養素のひとつです。
葉酸を多く含む食品は、レバーや緑黄色野菜、果物だそうです。ただし、調理や長期間保存による酸化によって葉酸は壊れてしまうため、
新鮮な状態の生野菜や果物が供給源として適しているそうです。
大量の飲酒は葉酸の吸収および代謝を妨げてしまうので、お酒を伴わない朝食や昼食で摂取するのが効果的です。

そんな葉酸ですが、認知症の予防から育毛にまで効果があるというのです。
植毛(=自毛植毛手術)をした自分は、興味津々です。

この葉酸が不足してしまうと、ホモシステインと呼ばれるアミノ酸が体内に増えてしまいます。
増えたホモシステインは体内の細胞を傷つけ、血管がもろくなるために心不全や心筋梗塞、脳梗塞の原因にもなるほか、認知症のリスクも上がってしまうとか。
さらに、すでに認知症を発症してしまった状態でも、葉酸の摂取でその進行を遅らせる可能性があるらしいです。
脳梗塞といえば、惜しくも旅立たれた西條秀樹氏を思い出します。
あんなに元気だった”ヤングマン”も苦しめられた病気・症状。
不惑を過ぎた世代にとっては、他人事じゃない、ことさら生活する上で気を配っておきたい病気のひとつです。

日本では葉酸の推奨量は1日240μg(1g=100万μg)ほど。
世界的に見ると少ないそうで、アメリカでは1998年に穀類に葉酸を添加して販売することが義務付けられて以降、
世界各国で穀類への葉酸添加の義務化が進んでいるそうです。なのに、日本では”推奨量”なのです。
すでに多くの商品に葉酸が添加されている国々では、健康成果が上がっているのだとか。

さらに、葉酸を摂取すると血液が増えるため、毛細血管の働きが活発になる効果もあるのだそう。
ここからが薄毛に悩む人にとって大事なところ。
毛細血管の働きが活発になり、毛包の細胞の再生に働きかけるため発毛促進の効果もあるそうです。
毛包が元気に働くためには、血液により栄養をドンドン運ばせる必要があります。
血液は毛細血管を通って毛包へと伝わるため、その血流が滞ると栄養が運ばれなくなってしまいます。
頭皮化の毛細血管の働き、そして血流の良さというのは、育毛にとって欠かすことのできないことです。

さらに、葉酸にはストレスを緩和させる働きもあるというのです。
そう、ストレスも抜け毛の原因のひとつとされています。

育毛のみならず、身体の健康を考えると葉酸を積極的に摂るにこしたことはありません。
植毛(=自毛植毛手術)をした髪にはもしかしたら、通常の方以上に栄養が必要かもしれません。
新鮮な葉物野菜や果物を、毎回の食事取り入れる習慣を身につけることを心がけたいものです。