緑茶カテキンで頭皮環境を正常化!?

植毛(=自毛植毛)手術をして以来、ヘアケア情報レポートをしていますが、今回、洗髪時に緑茶を使用すると育毛効果が高いうえに、頭髪の育成に悪影響を及ぼす酵素も除去できるという記事を発見しました。

アサ芸プラス
http://www.asagei.com/excerpt/67525

お茶の研究を続けている大妻女子大学の大森正司名誉教授の言によると、
カテキンの強い抗酸化作用により脂肪分の分解が促進され、血液中の脂質が減少し血流が良くなるとのこと。
またこの効果のほかにも、お茶の持つ殺菌効果によって頭皮環境を改善させることもあるのだとか。
頭皮にたまった皮脂やフケなどは、育毛にとっては大敵です。
お茶で頭を洗い流すことによって、これら汚れを効果的に除去できるのだそうです。

さらに、カテキンにはAGA(男性型脱毛症)の原因の一つである5αリダクターゼの活動を抑制する効果もあるそうです。

5αリダクターゼとは、男性ホルモンと結合する酵素のこと。
男性ホルモン(テストステロン)の機能を強力にする作用があるため、 頭髪の育成に悪影響を及ぼす恐れがあるのです。
カテキンはこの5αリダクターゼの働きを抑えるため、結果としてAGAを抑制できるということらしいです。

使用する緑茶は、玉露やブランド物などの高価なものではなくてOK。
逆に玉露は、光が当たらないようにする栽培方法からカテキンの生成が抑えられており、通常の煎茶よりも少ないのだそうです。
継続することが大事なので、気軽に使える安価のもので良いというのはうれしいですね。

また、カテキンは高い温度で抽出されやすいという性質を持っているそうです。
より高い温度のお湯でお茶を淹れることで、より多くのカテキンを抽出できるのだとか。
飲む場合はそのまま、と言っても飲むときは注意して。
頭皮を洗い流すのに使用するなら、高温のお湯で淹れたお茶を適温まで冷ましてから使用しましょう。

そして、茶葉を空気にふれる形で放置するとカテキンは酸化されてしまいますので、
茶葉は密閉できる容器に入れ冷暗所で保存することが大事です。保存時にも、日光や空気、湿気を避けるようにしておきましょう。

昔から「(風邪薬などの)医薬品を飲むときはお茶じゃないほうがいい」と世間的に言われています。
これは、お茶に含まれているカフェインなどが、医薬品との相互作用がある場合があるということなのです。
現在、カテキンのみについて言えば、医薬品との相互作用は認められていないようです。
もちろん、心配な方は医師や薬剤師にご相談していただきますと確実です。

カテキンは、茶葉の種類によって含有される種類や割合、量が異なるそうです。
そして同じ種の茶葉であっても、製造の発酵(酸化)過程でカテキンが重合し、
種々のポリフェノールが生成されることで、カテキンの量や割合が変わってくるのだとか。
それらポリフェノールはカテキンと同じような活性を持っているのだそうです。
つまり、緑茶以外にも紅茶やウーロン茶などでも、同じような活性があると考えられているらしいです。

これは私の勝手なイメージですが、ウーロン茶は油を流す作用が強そうなので、
頭を洗い流すのに使用すると必要以上に皮脂を洗い流してしまうような気がしますね。
いや、それよりもウーロン茶は緑茶に比べて茶葉が高価なので、日常使いにはコストが掛りすぎてしまいますか…。

お茶は飲むだけではなく、頭を洗い流す時に使うことで薄毛や抜け毛を予防できる優れものというわけなのです。

とにかく、植毛(=自毛植毛)手術をしたからこそ、ヘアケアは気になります。
洗髪した後、お風呂場の茶渋のことは気になりますが、この方法も試してみてもよさそうです。