発毛と育毛の違いを考える

いままで散々、書いてきていて何なのですが、
今回は「発毛」ケアと「育毛」ケアの違いについて考えてみます。

「発毛」とは、その名のとおり毛を生やすこと。
そのため、毛根から元気な髪の毛を生やすために、毛根そのものをケアしたり、
発毛を促すために頭皮環境を整えたりすることを指します。

頭皮や髪の毛を清潔に保ち、頭髪の成長に必要となる栄養分を摂取しつつ行きわたらせ、
頭皮の血流が不足しないよう、日常的にケアを行なうことが多いようです。

一方、「育毛」とは、読んで字のごとく毛を育てること。
毛根をマッサージや薬品などでケアし、従来ある頭髪はもちろん、
これから生えてくる髪の毛を健康で元気な状態にしておくために行なうべきことであるようです。
毛根が弱っていると、そこから生えてくる髪の毛も弱いものとなり、細かったり、
長く成長するまえに抜け落ちてしまったりします。

しかし、生えてくるならまだいい。生えてこなくなってしまったら、
そこはハゲた状態となってしまう。こうなってしまっては、育毛はもちろん発毛も期待できない。
つまり、毛根が元気を失ってしまうまえに、なんらかのケアをしておくことが一番重要ということでしょうか。

いずれの場合も、頭皮をマッサージして血液の循環を良くし、
育毛剤やヘアケア用品を使用して栄養を行きわたらせることが大事です。
まとめると、言葉や使用する際のニュアンスは違うものの、行なうべきことは一緒であり、
「発毛」と「育毛」は同一カテゴリー上にあるものだと認識して、かまわないよう思います。

とは言うものの、AGAは生易しいものではありませんから、これだけで解決できるとは限りません。発毛がまったく期待できなくなってしまうこともあるからです。

しかし、そんな状況であっても、いまの時代には薬品や自毛植毛手術があります。

「育毛」と「発毛」のケアは怠ることなく続けることはもちろんですが、
その効果が見られない場合でも、悲観したり、開き直ったりすることはないというわけです。