新郎がカツラと知った花嫁、結婚を拒否

結婚式の最中に新郎がカツラと知った花嫁が失神し、結婚を拒否する出来事がインドで発生。

出典:Punjabi News Today
https://punjabi.abplive.com/ajab-gajab/the-bridegroom-arrived-in-jamala-wearing-a-wig-645854

ことが起きたのは本年の2月22日。インド北部のウッタルプラデーシュ州で暮らす男性は、若い花嫁さんとの結婚式に臨みました。
新郎たち一行が花嫁の家に着くと、家族は暖かく迎え入れ、その後、結婚に関する儀式が執り行われました。しかし、その時に花嫁は新郎がカツラを着けていることを知ります。
そして花嫁は、気を失ってしまったと言います。

カツラ(ハゲ頭)と知って気絶した花嫁

新郎が(日常的に)カツラを着けている人物であると知り気絶した花嫁。その後しばらくして意識を取り戻した彼女は、一転して結婚を拒絶。
彼女の家族は花嫁を説得しようとしましたが、誰も彼女を納得させることはできず、新郎と彼の家族に対し「このまま結婚式を執り行うことはできない」と伝えたといいます。

しかし新郎と彼の家族は納得がいかず、花嫁側は新郎が「髪の毛の状態を明らかにしていなかったことで騙していた」と非難し始め、両家の間で言い争いが起きてしまい、騒ぎが大きくなったことで村の長老が介入してその場を一旦納め、結婚式を中止にしたと言うのです。

警察へ苦情を申し立て

そんなこんなで自宅へ戻ることになった両家ですが、その途中で警察に出向き互いに苦情を申し立てたと言います。
対応した警察官はメディアの取材に対して、「新郎のカツラを見て新婦は結婚する気になれなかったようです」と話しています。
そして警察官は「両者はお互いの苦情を撤回し、警察の介入なしで問題を解決したようです」と明かした。
しかし、残念ながら、その後、2人の結婚が完全に破棄されたのか再び式が執り行われたのかは伝えられていません。

お国変われば結婚の様式も変わる

それにしても、インドというお国柄がそうなのか、はたまたこの地方での風習なのかは分かりませんが、花嫁を迎える側の新郎が、そのような大事なことをなぜ神父に伝えなかったのでしょう。
結婚前にお付き合いをするという風習が無い地方なのでしょうか。現代日本では考えられません。仮にダマで結婚式までたどり着いたとしても、その先の生活で隠し通せるこのでもないことは明白です。おかしな人もいたものです。
インドでは以前にも、結婚したばかりの配偶者である男性がカツラを付けているのを黙っていたことに激怒して提訴したというニュースが取りざたされました。

出典:文春オンライン
https://bunshun.jp/articles/-/42138

日本の我々にとっては、考えられないと思いますが、カツラと言われると他人事だと思えないところもあります。

若年時からAGA(男性型脱毛症)由来の薄毛化に悩んでいた私は、40歳代を迎えたころに梅田の親和クリニック大阪にて自毛植毛による治療を受けました。
その後もデュタステリドやハイブリッドミノキシジルを処方してもらい、蘇った頭髪の健康維持も抜かりなく行なっています。
自毛植毛を知る以前、カツラによるハゲ隠しを考えた時期もありましたが、根本的な問題の解決にならないこと、そしてコスト面での問題によりカツラの購入は選択肢から除外しました。もし、カツラを選んでいたら、このニュースがもっとこたえたかもしれません。

インドにもある自毛植毛

このニュースを受けて、インドの薄毛治療の現状を調べてみた結果、植毛による治療が行われていることをニュースで知りました。
しかしそれは良いニュースではなく、むしろその真逆。毛髪移植手術を受けた患者が死亡したという衝撃的なニュースでした。

出典:THE TIMES OF INDIA
https://timesofindia.indiatimes.com/city/mumbai/hair-transplant-death-man-wanted-more-grafts-in-1-go/articleshow/68366127.cms

インド・ムンバイにある民間のクリニックで毛髪移植手術を受けた男性が、手術開始から12時間後に苦しみ出し、後に病院で息を引き取ったという事件を見つけました。
医師によるとアナフィラキシーショックを起こしたのではないかと推測されています。

日本では自毛植毛による事故死など聞いたこともなく、もちろん私も命の危険などとは程遠い環境で安心・安全に手術してもらえ、術後も自毛植毛手術が原因だと思われるトラブルはありませんでした。
これが当たり前のことであると考えてしまいますが、それは日本という国だから。
そして私が選択した親和クリニック大阪院という経験豊かなプロフェッショナル集団にお世話になったからだったのかもしれません。
いくつかの自毛植毛の専門クリニックカウンセリングを受けたとはいえ、ネットを調べてたまたま見つけたクリニックが、しっかりしていて、信頼できるクリニックだった幸運には感謝したいところです。