政治や社会情勢などを扱う米国の週刊誌「ニューズウィーク」の日本版サイトにて、
新型コロナウィルス感染症に罹患してから恢復した後に発症する症状として、
男性の勃起障害（ED）が起こり得ると著名な感染症専門家が述べたとのニュースが掲載されていました。
参考：ニューズウィーク日本版
https://www.newsweekjapan.jp/stories/technology/2021/03/ed.php
深刻なコロナ後遺症の恐怖
新型コロナウィルス感染症の長期的な悪影響として、呼吸系や神経系の合併症を専門家たちは指摘してきたそうなのです。
「このウイルスは血管に問題を起こすことが分かっている。そのため、EDを起こす懸念は現実的なものだ」
とは専門家の弁。さらに、
「感染者が増えるに従い、残念なことに、長期的な悪影響がますます多く見られるようになってきた」。
とのこと。米国では、新型コロナウィルス感染症はもとより、その後遺症の影響も深刻なようです。
新型コロナウィルス感染症とテストステロンの関係性
さらに記事では、
数カ月前には中国の科学者たちが、新型コロナに感染した男性はテストステロン（男性ホルモン）値が低いことを発見。
性欲を制御するホルモン値の低下は、性的不能につながり得るとも結論付けていた。
と述べられています。
テストステロンと言えば、人体の骨格や筋肉量、体毛など男らしい身体を作るほかに、
生殖機能の向上や肉体面、精神面の双方における健康にも関与するなど、多様な働きを持つ男性ホルモンの一種です。
テストステロンが減少すると、筋力の衰えや集中力・記憶力の低下、性欲の減退といった症状が現れます。
そして何より、AGA(男性型脱毛症)由来の抜け毛に悩んでいる方にとってテストステロンといえば、
還元酵素の一種である5αリダクターゼと結合することでジヒドロテストステロンに変換され、
脱毛症状を引き起こすことにつながる可能性を持つものとしてい知られています。
新型コロナウィルス感染症に罹患した際の症状において、テストステロンの濃度が低下する可能性もあるというのは知りませんでしたが、
調べてみたら情報を掲載している記事を発見しました。
参考：ダイヤモンド・オンライン
https://diamond.jp/articles/-/273707
AGA治療薬でもEDになる可能性も
AGA治療を目的とした医薬品はフィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルなどがあります。
このなかでフィナステリドを例として取り上げますが、服用時の副作用に性欲減退や勃起機能障害（ED）などの男性機能低下、
そして肝機能障害などが挙げられます。
これら性機能障害に関する症状は、フィナステリドが男性ホルモンに作用することに起因すると考えられています。
しかし、EDなどの副作用に関しては臨床試験においてプラセボ患者とほぼ同様の発生率となっており、
発症機序も明らかではなく危険性は低いといわれています。
ただし、試験ではあくまでも発症率が低いということが示唆されただけであり、
副作用が発現する可能性がゼロであるとは申せません。
私自身、梅田の親和クリニック大阪院で自毛植毛手術を受け、その後は定期的にデュタステリドを処方してもらい服用を続けていますが、
EDなどの性機能障害症状はまったく発症していません。あくまで私個人の結果ではございますが。
まだまだ収まりを見せない新型コロナウィルス感染症。その影響は思わぬ形で現れたりもしますね。
以前にご紹介しましたが脱毛症状を伴う後遺症も見受けられます。
君子危うきに近寄らずとも申します。できるかぎりの自衛手段は講じておきたいものですね。
政治や社会情勢などを扱う米国の週刊誌「ニューズウィーク」の日本版サイトにて、新型コロナウィルス感染症に罹患してから恢復した後に発症する症状として、男性の勃起障害（ED）が起こり得ると著名な感染症専門家が述べたとのニュースが掲載されていました。
参考：ニューズウィーク日本版
https://www.newsweekjapan.jp/stories/technology/2021/03/ed.php
深刻なコロナ後遺症の恐怖
新型コロナウィルス感染症の長期的な悪影響として、呼吸系や神経系の合併症を専門家たちは指摘してきたそうなのです。
「このウイルスは血管に問題を起こすことが分かっている。そのため、EDを起こす懸念は現実的なものだ」
さらに、
「感染者が増えるに従い、残念なことに、長期的な悪影響がますます多く見られるようになってきた」。
とのこと。米国では、新型コロナウィルス感染症はもとより、その後遺症の影響も深刻なようです。
新型コロナウィルス感染症とテストステロンの関係性
記事では、
数カ月前には中国の科学者たちが、新型コロナに感染した男性はテストステロン（男性ホルモン）値が低いことを発見。
性欲を制御するホルモン値の低下は、性的不能につながり得るとも結論付けていた。
と述べられています。
テストステロンと言えば、人体の骨格や筋肉量、体毛など男らしい身体を作るほかに、
生殖機能の向上や肉体面、精神面の双方における健康にも関与するなど、多様な働きを持つ男性ホルモンの一種です。
テストステロンが減少すると、筋力の衰えや集中力・記憶力の低下、性欲の減退といった症状が現れます。
そして何より、AGA(男性型脱毛症)由来の抜け毛に悩んでいる方にとってテストステロンといえば、還元酵素の一種である5αリダクターゼと結合することでジヒドロテストステロンに変換され、脱毛症状を引き起こすことにつながる可能性を持つものとしてい知られています。
新型コロナウィルス感染症に罹患した際の症状において、テストステロンの濃度が低下する可能性もあるというのは知りませんでしたが、調べてみたら情報を掲載している記事を発見しました。
参考：ダイヤモンド・オンライン
https://diamond.jp/articles/-/273707
AGA治療薬でもEDになる可能性も
AGA治療を目的とした医薬品はフィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルなどがあります。
このなかでフィナステリドを例として取り上げますが、服用時の副作用に性欲減退や勃起機能障害（ED）などの男性機能低下、そして肝機能障害などが挙げられます。
これら性機能障害に関する症状は、フィナステリドが男性ホルモンに作用することに起因すると考えられています。
しかし、EDなどの副作用に関しては臨床試験においてプラセボ患者とほぼ同様の発生率となっており、
発症機序も明らかではなく危険性は低いといわれています。ただし、試験ではあくまでも発症率が低いということが示唆されただけであり、副作用が発現する可能性がゼロであるとは申せません。
私自身、梅田の親和クリニック大阪院で自毛植毛手術を受け、その後は定期的にデュタステリドを処方してもらい服用を続けていますが、EDなどの性機能障害症状はまったく発症していません。
まだまだ収まりを見せない新型コロナウィルス感染症。その影響は思わぬ形で現れたりもします。
以前にご紹介しましたが脱毛症状を伴う後遺症も見受けられます。
君子危うきに近寄らずとも言います。できるかぎりの自衛手段は講じておきたいものです。
