塩シャンプー

前回に続き、足ツボのレポートを紹介しようと考えていましたが、先日、私がいつものごとく植毛、自毛植毛をはじめとした髪の毛関連の情報を集めていたところ、塩シャンプーなるキーワードが引っかかりました。
塩シャンプー? 塩で洗髪するのか、はたまたそういった商品が販売されているのか。
詳しく掘り下げてみましたので、ここでご報告させていただきます。

ネット情報によれば、基本的には、塩シャンプーとは薄めの塩水を使って洗髪する行為のことです。
入浴時の洗髪で、市販のシャンプーは使わずにぬるま湯に塩を溶かしこんだもの、
つまりは塩水で頭皮や髪の毛を洗うことだそうです。
その方法としては、まずシャワーで頭部全体を濡らして濯ぎ、
その後に塩を溶かしたぬるま湯を頭部にかけて全体をマッサージするように揉みこみます。

このときの注意点としては、ゴシゴシと強くマッサージしないこと。
塩の粒子で頭皮が傷ついてしまう恐れがあるからです。
塩水は多めに作っておき、2~3回ほどマッサージを繰り返しましょう。
そして、ややぬるめのお湯で全体をよく洗い流します。
お風呂からあがったら、いつもどおり優しく頭部の水気を吸い取り乾かしましょう。
これを日常的に繰り返すことで、フケや抜け毛が抑えられ、髪に艶や張り、コシが出てきたと言う体験者の談もありました。

市販のシャンプーとは違い、使用するのは水(ぬるま湯)と塩だけですので、
1回の先発に掛るコストは大幅に下がります。また、市販のシャンプーに
含まれがちな界面活性剤や人工的な香料などとも無縁なので、
そこだけを見ると塩シャンプーは髪に悪いわけありません。

塩シャンプーだけではその成分で髪がアルカリ性に傾いてしまいますので、
洗った後は髪の毛がギシギシした感じになってしまい気になる方もいるでしょう。
そんなのときは、アルカリ性を弱酸性に戻すひつようがあります。
これは、クエン酸を配合した水(お湯を)リンス替わりに使うことで解消できるそうです。
クエン酸リンスは、ぬるま湯500mLにドラッグストアなどで購入できるクエン酸を60gほど溶かしこむだけで作れるようです。

また、自分で作らずとも、塩シャンプーは、市販されています。
死海の塩を使ったやたらお高い商品もあります。

塩を配合したもので洗浄する行為自体は、洗顔や歯磨きなどで以前から行なわれています。
それを頭皮に応用した行為ですので、間違ってはいないのでしょう。
植毛してもあくまで自分の髪の毛(自毛)ですから、ミネラル分が豊富なシャンプーは髪に良さそうな気もします。

少し値段が高いのが気になりますが、使ってみても面白いかもしれません。