体質改善で薄毛の進行を阻止!

植毛手術が効果的とはいえ、薄毛になってしまう最大の理由は何と言ってもAGA。
しかし、それ以外の理由の一つとして、病気や生活上での不摂生による体質の変化があげられます。

飲酒や喫煙、いい加減な洗浄法などで頭皮の状態が悪くなり、
その結果として毛根が弱り、毛髪が伸びにくくなってしまう。
最悪の状態として、毛根が活動を停止してしまうといったことにも繋がりかねません。

そんな状態で体質を放置してしまっていては、
いくら育毛ケアをしたところで効果は少なく、薄毛は進行するばかりです。

薄毛の進行を食い止めるためには、基礎となる身体の状態を改善することも大切なはずです。

人体の血管は、末端にいくほど細くなります。心臓から離れた頭部ではとても細く、
なかでも前頭部は血管が少なく細いらしく、それに伴って血流不全に陥ってしまうと、
最悪は血管が途切れてしまうこともあるのだとか。
つまり、毛根が活動していくための栄養素が途絶えてしまうのです。
これでは、毛髪が伸びていくことは見込めません。

薄毛が気になりだすと、まずは外用薬や内服薬に目が行きがちです。
しかし、そのまえに行なうべきことがあるのです。

身体の血流を改善すること。それは、日々の食事はもちろんのこと、
様々な心的・外的ストレス、身体に良くないものの過剰な摂取などを抑制することが大事。
そのためには、強い意志が必要となるでしょう。

逆に、仕事が忙しいと食事しないことがあるかと思えば、突然狂ったように腹がすいて大食いをしたり、締め切りで、大きなプレッシャーの中で原稿を書いたり、髪や体を酷使して、血流が悪くなるようなことをしてきた記憶ばかりです。そう考えれば、薄毛になるということは、身体がもう危険な状態だと悲鳴を上げて、体調を整えろと知らせてくれていたのかもしれません。

もちろん、身体の状態を改善したからといって、すぐに髪が生えてくるわけではありません。
薄毛を改善するためには、長い月日が必要となります。
これらの努力と並行することで、マッサージの実行や育毛剤の服用・塗布といった処置の
効力が正しく発揮されるのだと思います。

体質改善は育毛だけのためではありません。様々な生活習慣病を予防することにもつながります。
薄毛が気になりだしてきた。そのことをいい機会ととらえ、自己の生活や習慣を見直してみる。
そんなことも、未来の自分のために必要なことなのかもしれません。

自毛植毛手術が必要なほど薄毛が進行する前に気付けばよかったのですが、まだ遅くないはずと思う今日この頃です。