ペヤング スカルプDやきそばを食べてみました

この間、ここで紹介させてもらった「ペヤング スカルプDやきそば」。「育毛やきそば?!」という謎のジャンルの商品ですが、
植毛(=自毛植毛)手術を受けた身としては気になるところ。
私もなんとか手に入れることができましたので、食べた感想なぞを述べさせていただきます。

まず、関西圏でペヤングは売られていないと関西圏以外の方の一部は思っているらしいですが、
それは誤りです。関西圏でも店によりますが販売されています。
私は大手ディスカウントストアーにて入手できました。
また、場所やフランチャイズオーナーの意向にもよるのですが、
コンビニエンスストアでも販売されているところはあるそうです。
ペヤングを製造している「まるか食品株式会社」は群馬県の食品メーカーですが、
きちんと大阪にも支店を出しています。
細かい業務内容はわかりませんが。

ただ、やはり関西圏では「日清焼そばU.F.O」が強いからなのか、
なかなかその雄姿を拝むことはありません。
どうしても入手したい方は、インターネット通販を利用するという手もあります。
それならすぐに入手できるでしょう。
それにしても、我々40代以上の男性で酒席のネタにあがる「もういっちょいく~」は、
関東以北で育ったオッサンの定番といったところなのでしょうか。

話を戻しますが、そんなペヤングが発毛・育毛の雄「アンファー株式会社」を代表する商品
「スカルプD」とタッグを組んだ商品が、前述した「ペヤング スカルプDやきそば」なのです。

まずパッケージですが、マルカ食品のHPにも掲載されておりますが、
黒地にシルバーでスカルプDのロゴがドーン。
海藻MAX、ヌルヌル塩味のコピーとともに、
男たちよ、立ち上がれ!! との名言が記されています。
なんだか強そうです。
添付調味料には海藻としか記されていないのですが、このパッケージ上には
わかめ、ひじき、昆布が描かれています。その3種が使用されているのでしょう。
加えて、さけエキス、びわ葉エキスパウダーの2つも明記されています。

パッケージを破いて髪のふたを半分だけ開けてみると、かやく類とソースの小袋が2つ、麺の上に乗っています。
かやく類は見た感じ、いかにも海藻を乾燥させたものといったイメージで、全体的に黒と薄茶色です。
ソースは薄い色で、ソース焼きそばやお好みのソースではなく、濃い目のお出汁のようです。

それら小袋を外へ出し、袋のなかのかやく類を麺に乗せカップに熱湯を注ぎます。
この時点で海藻的な臭いが立ち込めてきますな。そして紙フタを閉め3分待ちましょう。
3分経ったらシンクヘ麺をブチまける心配が不要となった湯切り口からお湯を捨て、
ソースを麺にまぜてから、いただきますっ!

うーん、なるほど。おなじみのお好みやタコ焼きに使う所謂ソースではないです。
あっさり、さっぱりした醤油ベースのタレで、コクや旨味も感じられます。
お湯を入れる前に感じた海藻類の強いにおいは影をひそめ、
ほのかな香りと旨味のみが麺に絡まってきます。ふむふむ。
あれれ、これはイケる。あくまで私的には、ですが。
あっさりしているので、カップ焼きそばのソースが強い味に抵抗がある人も美味しくいただけるでしょう。
逆に言うと、パンチが効いたソース味を御所望の方には肩透かしな味ではないでしょうか。

というわけで、ペヤング スカルプDやきそばを食してみましたが、
食べている最中どのへんで立ち上がっていいのか私には分かりませんでした。
というのは冗談として、さけエキスや海藻類、びわ葉エキスパウダーなどの成分がスカルプD的なものなのでしょう。
これらのエキスが、何にどう良いとされているのかは、あえて書きませんが。
あくまでコラボ食品ですので、強力な成分が含まれているわけではないでしょう。

パッケージにはスカルプDとは書かれていますが、どこを見ても「髪」の文字は書かれていません。
発毛はもとより、育毛すらも書かれていません。そうなんです、書かれていないんです。
ただ一言、男たちよ、立ち上がれ!! と。もしかしたら、法律の制約がたちはだかったのかもしれません…

スカルプDとペヤングがコラボした、ちょっと変わった風味のカップ焼きそば。
気になる方は、お手にとっては如何でしょうか。…安いですし。気は心です。

・・・そいう言訳で、2019年一発目の自毛植毛チャレンジ記のレポートとしては調度よかったかもしれません。