パセリやクレソンが育毛に効果大って…ホント?

梅田の親和クリニック大阪院で自毛植毛手術を受けて以来、世界各地の髪関連のニュースを報告しています。今年も有益な情報をどんどん紹介していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

さて、今年の1回目は、東ヨーロッパに位置する共和制国家のウクライナのインターネットメディア新聞からの記事です。パセリを主原料とするローションを頭皮に塗布することで毛根や頭皮の状態を良くすることができるとの情報を発見しましたので、報告させて頂ければと思います。

パセリローションの作り方とその効果とは?

まずは、パセリローションの作り方は、20グラムほどの生のパセリを瓶に入れ、それにグラス1杯ほどのウォッカを注いで暗い場所にて2週間ほど保存しておくだけだそうです。
ウォッカというところに、旧ソビエト連邦の構成国だった名残を感じます。

ローションができあがったら、週に2~3回ほどの割合で薄毛が気になる部位の頭皮にすり込むそうです。
パセリローションの組成物は、油性である髪の問題によって発生する余分な皮脂を調節し、
フケをなくすのにも効果があるのだとか。

このローションに使用されているのは自然の恵みであるパセリと、アルコール濃度は高いとはいえ飲料(蒸留酒)であるウォッカのみですので、身体にとって害となるものはありません。しかし、ウォッカはアルコール濃度が非常に高いことで有名ですので、それを頭皮に塗るというのは若干の抵抗があります。

意外と多い育毛に効果があるとされるハーブ類

皆さんハーブというと、ミントやバジル、タイムにラヴェンダーといった香りの強いものを連想されますよね。
ヨーロッパでは伝統的に、薬草や料理、香料、保存料として用いられた植物を指しているそうです。
その種類は数えきれないほど多く、なかでも調理に使用される種類のものはキッチンハーブと呼称されているそうです。
前述したパセリもそうですし、他にもクレソンやコリアンダー(パクチー)、日本ではおなじみの三つ葉もハーブの一種だとか。

そしてパセリには、前述の育毛が期待できる効果のほかにも、身体の健康維持に役立つビタミン類が豊富に含まれているのです。
含有成分として、ビタミンA・B・C、カルシウム、鉄分があげられます。
これらを積極的に摂ることで、発毛や育毛、頭皮環境を改善するためのサポートが期待できるのです。
ビタミン類の効果の詳細は、ビタミンAは新陳代謝をサポート。ビタミンB群は細胞の生成に関与します。代謝に深く関わる葉酸もビタミンB群のひとつです。
ビタミンCはコラーゲンやタンパク質の生成をサポートします。頭皮を含む肌の環境を正常に保つために不可欠です。
ビタミンEは抜け毛の原因である過酸化脂質を抑制するのをサポートします。身体の血行を良くすることにも関係します

また、パセリだけではなく、普段、目にする機会が多いキッチンハーブであるクレソンにも、含有する成分中に育毛効果が望める物質が含まれていることも分かりました。
それは、辛味成分であるシニグリンです。これは頭皮の血行を改善して、育毛の効果があるそうなのです。シニグリンは、加熱してしまうと効果が半減するそうですので、クレソンは生でそのまま食べたほうが良いです。
また、クレソンにはβ-カロテンやビタミンCだけでなく、カリウムも豊富に含まれています。
そのため美肌効果も期待できます。さらにイソチオシアネートには強力なアンチエイジングパワーがあるとされています。

まとめ

自然の恵みであるハーブには、様々な効果や効能があります。薄毛が進んでしまい、自毛植毛手術を受けることになったのは、こういう恵みを積極的に食べてこなかったことにも原因があるかもしれません。

薄毛に効果的なパセリにクレソンは、どちらも肉料理の添え物として供されるイメージが強いです。
普段は積極的に口にはしない人が多いとは思われますが、料理の添え物、飾りとだけとは思わずに、育毛・発毛のためには、お皿に乗っていたら食べることを心掛けたほうが良さそうです。