ギリシアの馬草で脱毛問題を解消!?

フェネグリークとは

フェネグリークというハーブをご存知でしょうか。フェネグリークは被子植物で、マメ亜科の一年草。
地中海地方原産で、古くから中近東、アフリカ、インドで栽培されているそうです。
日本には享保年間(1716~36年)に持ち込まれたが、農作物として栽培されることはなかったそうです。
フェネグリークは古いラテン語の「ギリシアの馬草」に由来する名称で、この古語がやや変化して現在の種小名となっているそうです。

スパイス名としてはヒンディー語に由来する「メッチ(シード)」や「メティー(シード)」などとも呼ばれ、中国名は「胡廬巴」(フールーパー)、日本語では「ころは」と読みます。
こちらは生薬として日本にも入り使われていたのだとか。
全草を牧草とするほか、種子をスパイスとしてカレー粉などに用いたり、またスプラウトとしても利用されたりするそうです。
ヨーロッパでは古くから口腔病、胃腸障害の薬草として広く利用されていたほか、
漢方では補腎や、強壮、健胃に良いとされているのだそうです。
さらに2011年には、フェヌグリークが脂肪蓄積抑制や血中コレステロール低下に関与することが動物実験によって証明されたのだとか。

そんなギリシアの馬草ですが、世界の一部地域では脱毛を予防するハーブとして活用されているとのことが、イタリアのトレンド情報Webページに掲載されていました。
自毛植毛手術を梅田の親和クリニック大阪院で受けて以来、発毛、育毛情報紹介していますので、今回は、フェヌグリークの効果を紹介します。

馬草の何が脱毛に効くの?

頭髪を健康に成長させるひとつの要素として、エストロゲンという物質が大きな輪区割りを果たしていることはご存知でしょうか。
エストロゲンとは女性ホルモンの一種で、頭髪の成長や毛周期の成長期のキープ、頭皮の血流改善などの役割を果たします。
エストロゲンが不足すると頭髪は弱く、細くなり、それらはやがて脱落して薄毛の原因となってしまいます。
イタリアの種馬、じゃなくてギリシアの馬草ことフェヌグリークには、エストロゲンとほぼ同じ機能を持つ植物性エストロゲンが豊富に含まれているそうです。
イタリアの一部では脱毛を防ぐための治療法と考えられており、頭髪を成長させることに効果があるとされています。

まとめ

記事では、フェヌグリークの種子には鉄、マグネシウム、マンガンなどのミネラル塩に加えて、B1、B2、B6などのビタミン、タンパク質、植物エストロゲン、サポニン、アルカロイド、レシチンなどが豊富に含まれていると書かれています。
これらの成分が頭髪の成長を刺激するうえに、粘液が豊富な草であるため頭皮に潤いを与えてくれるのだとか。
また抗炎症作用も持ちあわせているため、皮脂産生の調節に役立つのだそうです。

摂取に当たっては、趣旨を粉末状にしたものをハーブティーなどに混ぜ、それを飲む(経口摂取する)といいそうです。
また、イタリアではフェヌグリークの成分を含有したヘアスプレーも売られているようです。

日本ではフェヌグリークに関連する育毛商品を見受けることはできませんが、フェヌグリークはインドにおいてミックススパイスの材料として利用されているそうです。
インド、そしてスパイスと言えばカレーです。

今度は、そんなカレーが薄毛を改善するアイテムであるかもしれないとの記事を取り上げて紹介しようと思います。

それにしても、元々お馬が食べていた草が、年月を経て育毛に役立つアイテムとして(一部で)注目される。確かにハゲたお馬さんというのは聞いたことがありませんので、毛を育てるのに役立つ何らかの好影響があるのでしょう。多分。
素人考えではありますが、あくまで育毛、発毛やAGAには効くかは疑問です。とは言え、一度は試してみたい気もします。