アメリカのWEBサイトに掲載された脱毛の医学的解説

アメリカのヘルスケアWebサイト「WebMD」にて、
医学博士による脱毛に関する根本的な医学的解説が掲載されていました。

参考:WebMD
https://www.webmd.com/skin-problems-and-treatments/hair-loss/understanding-hair-loss-basics

抜け毛とは?

髪の毛は、手のひらや足の裏、まぶたなどを除き、人間の皮膚のいたるところに生えています。髪は、皮膚の外層の毛包で生成されるケラチンと呼ばれるタンパク質で構成されています。卵胞が新しい有毛細胞を生成するにつれて、古い細胞は年間で約6インチ(15.24cm)の割合で皮膚の表面から押し出されています。
平均的な成人の頭には約10万から15万の毛があり、1日に最大100本の毛が失われるといわれ、これが一般的な抜け毛です。

繰り返すヘアサイクル

人の頭皮の髪の約90%が常に成長しています。頭髪には独自のライフサイクルがあり、年齢、病気、その他のさまざまな要因の影響を受ける可能性があります。
これをヘアサイクル(毛周期)と呼びます。ヘアサイクルは3つのフェーズに分かれています。

成長期は一般的に2~8年続く活発な発毛。退行期は2~3週間続く髪の成長が止まりはじめる時期。
休止期は約2~3か月続く髪の毛が抜け落ちはじめる時期。
休止段階の終わりに髪は脱落し、新しい髪がそれに置き換わり、ヘアサイクルが再び始まります。
人々は年齢を重ねるにつれ、このヘアサイクルは乱れ、発毛速度は遅くなります。

多くの種類がある脱毛

複数の脱毛症についての解説も記されていました。

退行性脱毛症

年齢とともに髪が徐々に薄くなる自然な状態です。より多くの毛包が休止期に入り、
残りの毛は短くなり、数が少なくなります。

アンドロゲン性脱毛症

男性と女性の両方に影響を与える可能性のある遺伝的状態です。男性はAGA(男性型脱毛症)と呼ばれ、早ければ20歳代前半から髪の生え際が後退し、頭頂部と頭皮から徐々に髪が消えていくのが特徴です。
ちなみに私は、20歳代前半からAGAによる河童ハゲ化に悩まされ続けていました。

FAGA(女性男性型脱毛症)

女性の場合はFAGA(女性男性型脱毛症)と呼ばれ、40歳代以降まで目立った薄毛化は発症しません。
女性は頭皮全体で全体的に薄くなり、頭頂部で最も広範囲の脱毛が引き起こされます。

これらの他にも、円形脱毛症や全身性脱毛症、精神障害の一種である抜毛癖などの解説も記載されています。

脱毛の原因は?

特定の毛包が他の毛包よりも成長期間が短くなるようにプログラムされている理由はわかりません。ただし、いくつかの要因が脱毛に影響を与える可能性があります。

アンドロゲンの分泌以上などの両親から遺伝は、脱毛に影響をおよぼす可能性があります。
また、ストレスや病気、出産は一時的な脱毛を引き起こす可能性があります。真菌感染症によって引き起こされる白癬も脱毛を引き起こす可能性があります。治療用の医薬品の副作用により、一時的な脱毛を引き起こす可能性があります。
火傷、怪我、X線は、一時的な脱毛を引き起こす可能性があります。このような場合、通常、瘢痕が生じない限り、損傷が治癒すると正常な発毛に戻ります。
頻繁なシャンプーやパーマ、ブリーチ、染毛などの美容処置は、髪を弱くもろくすることによって全体的な薄毛に寄与する可能性があります。
さらに、ダイエットでの低タンパク食やカロリー制限の厳しい食事も一時的な脱毛を引き起こす可能性があります。

まとめ

このように、脱毛の原因は人により様々な要素が関係してくるものです。私の場合はAGAがそもそもの原因で若いころから頭頂部が薄くなり、30歳代で生え際の後退。40歳代でハゲ部が合体し前頭部から頭頂部までの範囲で頭髪がほぼ無い状態となりました。

その状態を看過することができなかった私は、梅田の親和クリニック大阪院にて無料カウンセリングを受診した後に自毛植毛を決断しました。
親和クリニック大阪院での自毛植毛”MIRAI法”で後頭部から気になる箇所へ移植された頭髪は、一時的な脱落を経た後にジヒドロテストステロン(DHT)の影響を受けず正常なヘアサイクルを取り戻し、AGAの呪縛から解放されたわけです。

今回のWebMDの記事にもあるように、脱毛症状の原因は千差万別です。
しかし、AGAによるものであれば、自毛植毛という解決法が用意されています。思い悩まれている方も多いと思われます。そんな悩みを解決するため、せめて無料カウンセリングだけでも受診してください。