ウェルネスビューティークリニック

ウェルネスビューティークリニック

ウェルネスビューティークリニック
http://wbc.or.jp/mens/

まず、ホームページをチェック。
このクリニックは、山本院長の技量の高さを前面に押し出しているよう
インターネットの口コミでも、大阪の植毛・自毛植毛部門で1位となっている。
さらにキャンペーンも実施しているようで、料金もかなりお得。
手術後に毛髪が生えなかった際の全額返金制度や
遠方からの患者に交通費や宿泊費をサポートするなど、
なかなかの充実ぶり!

予約電話をかけると、明るい声の女性が受け答え。
無料カウンセリングをお願いしたい旨を伝え、
運よく希望日が空いていたので、そのままお願いすることに。
予約時に聞かれたのは、氏名と連絡先の電話番号のみとシンプル。
わずらわしさがなく良かった。

アクセス抜群の好立地!

迎えた無料カウンセリング当日。
梅田美容山本クリニック毛髪再生センターは曽根崎東の交差点すぐそばのビルの9階。
自家用車やタクシーで行かれる人は、あらかじめ最寄りの駐車場を調べておいたほうが無難か。
阪急梅田駅や東梅田駅を利用される人は、梅田地下街からそのまま
地上に出ることなくクリニックの入口へダイレクトに到着できます。
まず、曽根崎・御堂筋方面に向かい、梅田クラブクワトロの看板が出ているので
その方向へ進み、近くになるとクリニックが入居しているAD梅田ビルへ入る
看板が用意されている。在阪者でも迷う「ウメチカ」だが、看板を頼りに向かえば
すんなりと到着するだろう。

予定時間の15分前にクリニック前へ。
ちなみに、毛髪再生センターは独立したものではなく、ウェルネスビューティークリニックの一部。
こんなに早く着いたのに、
受付で名乗るとすぐさまカウンセリングルームへ通された。
待たされることのない素早い対応は嬉しい限り。

y-ストリップ法はFUT法(切る手法)

カウンセラーの方と対面し、問診票を渡されたのでそれを記入する。
記入した問診票を回収後、あらためて自己紹介。
こちらのカウンセラー氏はとにかく明るく優しい人で、
手術を前向きに考える良い切っかけを与えてくれると思う。

最初のカウンセリングでは、2つある手術法、そしてこちらで実施している方法を解説してくれた。
ホームページではFUE法(切らない手法)とFUT法(切る手法)の2種類を掲載しているが、
こちらでは独自のy-ストリップ法、つまりFUT法を採用していることを伝えられる。

…あれれ。切らない手法は?
当初の想定とは食い違いを見せるが、ここでそんなことを言っても始まらない。
こちらは素人。相手はプロ。
納得できることもあるだろうし、決め手となることが聞けるかもしれないので、
そのまま話を伺うことに。

説明のあと、部屋を移動することなく、その場で頭部をグルリと撮影し、
その後、医師の待つ診察室へ案内される。

診察時の出来事

私は、先生との相談時には
HPは拝見したものの専門的な知識はないので
分かりやすく説明してほしいというスタンス。

なるたけフラットな考えでマルチオピニオンを行なっていこうと思っていた。
素人の中途半端な情報のインプットは、
プロの言葉を疑ってしまう切っかけとなり、
判断力を鈍らせてしまう恐れがあるからだ。
そのため、頭に入れておく情報は制限、もしくはしまいこんでいるため、
医師からの説明時により詳しい内容を話してほしいと期待していたのだが、
山本先生は、一通りの説明はしてくれるものの、わりと大まか。
ホームページで解説されていることを、かなり割愛した感じと言えば分かりやすいだろうか。下調べ不足の人にとっては、はしょり過ぎと感じてしまうこともあるかもしれない。

一例を挙げると、FUT法は切る手法で、皮膚を切開・縫合する。ここまではいい。
ただしそれ以上のこと、つまり傷口の痛みや皮膚の突っ張り、
傷が癒えるまでの大まかな期間などに関することは、先生から説明されなかった。

それが患者を不安にさせるデメリットのひとつであるのは承知だが、
クリニック側で選択し患者に薦める以上は、なんらかの言葉があって然るべきだと思う。

ただ、不明な点をこちらから質問すると正確に答えてくれるので、その点はすごく良かった。

そう考えると私のようなあまり情報を入れないで話をききたいタイプより、自分のビジョンがあったり、確認したいことを明確に持っていたりしているような意見明確タイプが、山本先生には、合うのかもしれない。

やはり家系や体質も重要

他のクリニックでは、それほど先生から聞かれることは、なかったが、
自分の親族を、両親それぞれの祖父母の代にまで遡って質問された。
薄毛はいるか、その人はどのような状況だったかと。
これは、私の脱毛症状がどのようなものかを判断するために必要なもので、
ここまで詳細に質問されたのは初めてだった。

さらに、抜け毛の期間についても質問を受けた。
私の場合は最近になって急激に進行したのではなく、
20年ほどかけてこうなったと伝える。

質問をされた理由は、脱毛の進行にはいくつか種類があり、
一般的な男性型脱毛ならば自毛植毛でも高確率で効果が出るが、
何らかの理由による進行性の脱毛の場合は効果がないからだ。

その後、触診しての頭部の現状、先ほど撮影した画像を
見ながらの解説などを挟み、お次は物差しを使って頭部の測定。

ダーマトグラフで頭部に線を引きながら植毛部位のデザインを決め、
その表面積を算出。そこに必要なグラフト数(株数)を割り出していく。
そして、そのグラフト数(株数)を採取するために切除する後頭部の範囲を大まかに決定。
最後に私の現状に見合った範囲を提案され、医師による診察は終了となった。

改めて考えてみると私の場合、移植する数が多いので、FUT法(切る手法)が有効との判断であったようだが、FUE法(切らない手法)も説明してほしかったことは正直な気持ちだ。

ちょっとしたハプニング そして…

そのまま診察室を出てカウンセリングルームへ戻ったのだが、前述したようにこのクリニックは基本的に美容外科。毛髪再生センターはその一部。
だから、髪の薄いおっさんが、頭に線を描いた状態でうら若き(だったような)女性とハチ合わせになる事態発生!
とっさに顔を見ないように必死に目を背ける事態。

いやこちらはいいですよ。オヤジだし、中年ですからね。
でも相手はイヤでしょ。見られるの。いろいろと。
なんというか、スマンあの時の女性。

閑話休題。

カウンセリングルームへ戻り、担当カウンセラーと今後のことを話し合うことに。
先ほど医師から提案された内容をもとに、使用する株数と料金表を照らし合わせ、総合的な手術費用が確定される。
2000グラフト(株数)使用する私の場合、キャンペーン価格も適用してもらい
納得する金額を提示してくれた。と言うか、かなりお得。
ただし、この見積もりの期限は一カ月。決めるなら早めが良さそう。

そうそう。事前に血液検査を行なうのですが、こちらは有料。
手術費とは別料金です。

私の場合、当初に決めておいたように即決はせず、持ち帰って検討する旨を伝える。
カウンセラーはこのときも無駄に焦らせるような発言はせず。
セカンドオピニオンの重要性も話してくれ、
こちらの考えを理解してくれたのが好印象だった。

カウンセラーは、とにかく山本先生のスゴ腕さをアピールしていたのも印象的。
同じ手術をするにしても、スゴ腕の医師に施術してもらったほうが嬉しいし安心できるもの。
確認する術がないけれど、カウンセラーが自信を持っておっしゃっていることは、その目を見れば十分。
最後に見積表と、個人情報保護に関する書類をいただき、
診察券を作成してもらって本日は終了。

カタログかパンフレットをもらおうとしたが、こちらでは作っていないとのこと。残念。

後日談

いま(‘15年9月中旬)、再度ホームページを見てみたら、
自毛植毛クリニック個別無料説明会の欄に
「クリニックオリジナル処方育毛剤1本プレゼント」。
私が伺った月にあったかなこの欄。
それとも、無料カウンセリングと個別無料説明会とは
違うものなのかもしれないし。まぁいいか。