頭皮にも日焼け止め対策をしよう!

今年の夏は異常な暑さが続いてまいります。7月の時点で気温が40℃を超えた地域もあったそうで。
日中だけならまだしも、夜になっても気温が25℃を下回らない、いわゆる熱帯夜も連続して、クーラーがないと寝苦しい日々でした。
私も暑さにヤラれてしまい、ヘロヘロな毎日を過ごしています。
そんな暑い時期、に中の外出で気になるのは紫外線による皮膚の日焼け。
なかでも我々のような薄毛に悩むものにとって最も気にしなくてはならないのが頭皮の日焼けになります。
これは、いくら植毛手術(自毛植毛手術)を行ったとしても変わりません。

頭皮に紫外線を浴びるということは、炎症やかゆみだけでなく、抜け毛や薄毛のリスクが高まる原因にもなってしまいます。
また、肌や髪に浴びた紫外線は皮膚の奥まで入りこみ、そこで活性酸素という老化物質を発生させます。
これにより肌や髪に悪影響を与え、老化を促進させてしまいます。これを光老化と言います。
紫外線を浴び過ぎると肌にシミやシワができると言われていますが、これも紫外線を起因とする光老化の影響なのです。
さらに、髪の毛をつくるもととなる毛母細胞が、紫外線の影響でうまく働かなくなることもあるのです。
抜け毛の原因となるだけでなく、髪の毛そのものが作り出せず薄毛の原因となる可能性があります。

頭皮が浴びる紫外線の量は、顔の2倍以上とも言われています。

身体の露出している部分は日焼け止めを塗ることで対策できるとして、頭皮への日焼け対策はどのようにしていますか?
帽子や日傘などを使用するのが一般的ですが、じつは頭皮に使用できる日焼け止めというのも存在します。

まずは化粧品などの大手メーカー製商品をご紹介しましょう。

資生堂の「デープロテクター」シリーズ。
こちらは、紫外線による髪の日やけを防ぎつつ、髪のダメージを補修してくれるそうです。
毛髪コンディションをよりよい状態に導くという、特定アミノ酸を配合しているUVヘアトリートメントだとか。
「デープロテクター UVリペアシャワー」、「デープロテクター UVミルク」、「デープロテクター UVスプレ」の3種がラインアップされています。
これは頭皮というより、髪の日焼け止め・ダメージ対策といったところでしょうか。

そしてDHCの「サンカットQ10 50プラス スプレー」。
これはコラーゲンやヒアルロン酸といった美容保湿成分と、紫外線対策を重視した「エーデルワイスエキス」も配合されているそうです。
紫外線を浴びた肌の保湿ケアとダメージケアを同時にかなえる、スキンケア処方の日やけ止めだそうです。
無香料・無着色なので、男性でも使用できるのがうれしいですね。

紫外線対策を重要視するなら「ミルボンデイチャームUVミスト」。
こちらは女性に支持されている美容メーカーの商品で、
紫外線のUV-A(肌内部に活性酸素を作り、DNAやコラーゲンなども壊す)とUV-B(肌表面の細胞を傷つけ炎症を起こす)のどちらも効果的にカットする『マルチUVカット』成分を配合しています。
3種類の天然オイルが使用され、頭皮の日焼け止め対策だけではなく、髪のトリートメント効果も期待できるそうです。

といった商品があるのですが、これらは夏の間だけ使用していればいいわけではありません。
実は、紫外線は1年を通して常に降り注いでいるのです。
夏場が一番強いのは間違い何のですが、春先や秋にかけても紫外線はかなり強いのです。
頭皮を守るための対策は、通年で考えなければいけない課題です。自毛植毛手術を行ったからこそ、こういうケアに気を付けていきたいものです。