親和クリニックでの自毛植毛で悩みを解消

親和クリニック総院長である医学博士・音田正光氏の著作『薄毛革命「自毛主義」のすすめ』より、一部を抜粋・再編集した記事が掲載されていました。

 

参考:幻冬舎ゴールドオンライン
https://gentosha-go.com/articles/-/31367

 

若いころから薄毛に悩み…

記事では、親和クリニックでの自毛植毛により悩みを解消した患者さんの体験談が掲載されています。
この方(仮にAさんとします)の薄毛に対する悩みは、成人式にまでさかのぼるそうです。
Aさんは成人式において、久しぶりに顔を合わせた旧友から開口一番、「頭、薄くなったねぇ!」と声をかけられたそうです。

これ、成人式ではなかったですが、私も体験しました。
以前からこちらのページで申してきたとおり、私が天辺ハゲ化に悩みだしたのは20歳代前半です。後にAGA(男性型脱毛症)だと判明したわけですが、20年以上もまえの私にはそんな知識はありませんでした。

さらにAさんの苦悩は続きます。彼を苦しめたのが、会社などの飲み会の席でした。同僚らと飲んでいると、私の正面の席に座った女性たちが、なぜかクスクス笑っていたそうです。
いやな予感を覚え振り返ると、一人の同僚が私の背後に立ち、薄い頭頂部にマジックでいたずら書きをしようとするような悪ふざけをしていたそうです。
Aさんは怒ることをせず、酒の席のことだと悔しさや恥ずかしさ、みじめな思いをかみしめておちゃらけるしかなかったといいます。

まるでAさんは私であるかと思わせるほど、まったく同じ体験をしてきました。

ハゲいじりは、しているほうは何の気なしという感覚なのでしょうが、(その時点では)自分ではどうにもできず苦悩している問題点を、お気楽に容赦なく抉ってくるんです。
怒れば空気を読めないやつだ、おちゃらければ気にしてないようだからと延々、同じいじりを繰り返してくる。そんなヤツは大抵、自分のことを面白いと勘違いしている、心底つまらない人間です。
人の外見的な特徴や差異をあげつらって、小バカにしていれば笑いをとれていると勘違いできるのですから。

これは、ようやく社会問題として認知されつつある性差による蔑視発言にもつながる共通問題であると私は考えます。
なぜか男性に対しての「ハゲ!」という言葉においては、声を上げる人が見受けられないのが残念な点です。目指すべき「性差によらない人としての尊厳への尊重」においては、蔑視的であると認められるべき発言のひとつなんですけどね。

増毛法やカツラを経て出会った自毛植毛

そんな日々を過ごすAさんは、頭髪に優しいシャンプーや育毛剤を試したそうですが、まったく効果がみられなかったそうです。
そして結ぶ増毛法やカツラにも挑戦。しかし、それぞれに問題点があり一時しのぎであり満足のいく費用対効果を発揮しなかったそうです。

私は増毛法やカツラを選択することはありませんでしたが、その効果を詳細に調べることはしました。結果として、これら手段はショートカットして自毛植毛を選択しました。

Aさんは35歳にして自毛植毛手術を決断したそうです。
当時、主流として行われていたのは「FUSS法(ストリップ法)」という自毛植毛手術。これは切る自毛植毛手術と呼ばれており、後頭部の皮膚を毛根ごと帯状に切り取り、そこから採取した毛包を目指すべき箇所へ移植する手法です。この手術を受けたAさんでしたが、その結果は満足のいくものではなかったそうです。

そして2度目の植毛手術を決心し、再びクリニックを訪問したAさん。このときに選択したのが、私も親和クリニック大阪院で実施したFUE法だったそうです。

FUE法はFUSS法と異なりメスを使わず、切らない、縫わない方法です。こうして自分の頭髪を取り戻したAさんは、術後のショックロスによる毛髪の脱毛もあったそうですが、
現在では元気に生えそろっているそうです。

Aさんが送ってきた苦悩の日々が、私には痛いほど分かります。
そして同じ親和クリニックの系列で同じFUE法を受診。頭髪とともに覇気も取り戻したことも同じです。

男性であろうが女性であろうが、性別を問わず薄毛の悩みというのは深刻です。
人は薄毛化が進行すると前述のような、いじりや陰口が付きまといます。自分が望んでなった状態ではないのに、人の口に戸はたてられません。
それだけでも相当なストレスであることだけでも分かってほしいです。しかし、現在では自毛植毛や発毛剤の服用・外用など、薄毛を克服する手段は確実に存在しています。

新型コロナウィルス感染症での社会生活の変化というストレス下にさらされている現在ですが、これを機に頭髪の悩みを何らかの手段で克服してストレスをひとつ減らしてみては如何でしょうか。

●参考文献●
薄毛革命 「自毛主義」のすすめ
著者:医学博士 音田正光
発売:幻冬舎
ISBN978-4-344-99485-0
800円+税