育毛効果が期待できる!? 葉酸を含んだヨーグルト製品

梅田の親和クリニック大阪院で自毛植毛手術を受けて以来、髪に関連する情報を色々と紹介してきました。そんな中、ビタミンB群の一種である葉酸は、認知症の予防から育毛にまで効果があるというのは以前こちらでレポートにさせてもらいました。
葉酸を摂取すると血液が増えるため毛細血管の働きが活発になる効果があることから、育毛にとって欠かせない栄養素です。

そんな葉酸は、レバーや緑黄色野菜、果物などに多く含まれています。
しかし毎日の食生活でこれらの食材をバランスよく採ることはなかなか難しいものです。
でも心配ご無用。現在ではヨーグルト商品に葉酸が含まれているものが増えてきているのです。そこで今回は、葉酸を効率的に摂取できるヨーグルトをご紹介していきます。

ヨーグルト製品で手軽に葉酸を摂取

まずは明治の「明治ブルガリアのむヨーグルトLB81 プルーンミックス+鉄分」。
LB81乳酸菌を使用したヨーグルトに、1日分の鉄分に加えたうえに葉酸が配合されています。
ブドウ果汁やプルーン果汁、果肉、いちじく果肉で爽やかな味わいに仕立てられています。
1本92gのミニボトルが3本入っているパックで販売されています。

オハヨー乳業からは、「きょうの鉄分ヨーグルト」、「きょうの鉄分葉酸ヨーグルトアロエ」、
「きょうの鉄分葉酸のむヨーグルト」 の3種が発売されています。
成人女性の1日分あたりの鉄分、葉酸、ビタミンB12が配合された、低脂肪タイプのヨーグルトです。
オハヨー乳業独自の乳酸菌「L‐55乳酸菌」が配合されています。
L‐55乳酸菌は、免疫細胞が作り出す免疫調節物質の量を調節して、アレルギーの原因となるIgE量を減らすことが、岡山大学学医歯薬学総合研究科の研究グループによって明らかにされています。
簡単に言うとアレルギー抑制作用があるということです。
ヨーグルトはプルーン味と、ソフトタイプのヨーグルトとアロエ果肉が入ったライチ風味の2種類。
飲むヨーグルトは爽やかな味わいで飽きのこないプレーン味の1種です。

タカナシ乳業からは「LGG(R)のむヨーグルト葉酸入り100ml」。
LGG(R)ヨーグルトに葉酸を配合した、さらっと飲めるドリンクタイプのヨーグルトです。
LGG(R)は乳酸菌で、胃酸や胆汁酸に負けずに、生きたまま腸に届きます。
生きたまま腸に届いたLGG(R)乳酸菌は、良い菌を増やし、悪い菌を減らす働きがあるのだとか。
これによって、腸内環境が整えられるのだそうです。
さらにLGG(R)乳酸菌は持続性乳酸菌と呼ばれ、腸内に長くとどまるという研究結果が出ているそうです。
気になる葉酸ですが、このヨーグルト1本で200マイクログラムが摂取できます。
低脂肪タイプですので、1本につきカロリーは49Kcal。カルシウム成分は1本で101mgと、こちらも健康を考えるうえでうれしい要素です。

雪印メグミルクからは「プルーンFe 1日分の鉄分ヨーグルト」と「プルーンFe 1日分の鉄分 のむヨーグルト」、「プルーンFe 1日分の鉄分 のむヨーグルト 糖質・カロリーオフ(R)」の3種類。
3タイプともに、これひとつで1日分の鉄分がおいしく摂れるヨーグルトです。
栄養機能食品で、鉄、ビタミンB12、葉酸が配合されています。
のむヨーグルトにカロリーオフの商品がラインアップされているのも嬉しいポイントです。
ちなみにヨーグルトが76kcal、のむヨーグルトが131kcal、のむヨーグルトカロリーオフが89kcalです。

最後はヤクルトから「ミルミルS」。
大腸ではたらくビフィズス菌BY株を1本(100ml)に120億個以上含んだ、飲むタイプのヨーグルトです。
ビフィズス菌BY株は、胃液や胆汁に負けずに腸までとどくよう強化培養された強い菌のことです。
ミルミルSにはビフィズス菌BY株に加えてガラクトオリゴ糖を1.0g、食物繊維を3.1g含み、さらにコラーゲンや鉄、ビタミンE、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸が配合されています。

まとめ

本当に様々な葉酸が入ったヨーグルト商品が発売されています。もともと発酵食品に含まれやすい栄養素で1日、成人男女でおよそ240㎍~900㎍が食事の推奨基準(※1)とされています。
これらヨーグルト製品や場合によってはサプリメントなどを摂取して、育毛に役立つとされている葉酸を積極的に摂り入れることをお勧めします。
自毛植毛手術をしたからこそ、こういう一つ一つが大切だと思うです。

※1上限が設定されているのは、B12不足の方が大量に葉酸を摂取するとB12不足していることを隠してしまい、後外側脊髄変性の発見を遅らせてしまう可能性があるからです。