大手出版社の幻冬舎が運営しているサイト｢幻冬舎ゴールドオンライン｣にて、
薄毛に悩む者にとっては興味深い記事がアップされていました。

出典：幻冬舎ゴールドオンライン
https://gentosha-go.com/articles/-/28632

記事を抜粋してみますと、カツラは一度だけ、ひとつだけ買ってOKというものではないということ。
定期的にメンテナンスが必要であり、そのために交代用の予備を用意しておく必要がある。また、使い続けるうちに古くなると、買い替えも推奨されます。数年で80万～100万円の負担となり、一生カツラをかぶり続けるとなると、その費用は莫大なものとなってしまうというものです。

カツラのメリット・デメリット

親和クリニック大阪院での自毛植毛にて頭髪を取り戻した私ですが、かつてハゲに悩みぬいていたころは、選択肢のひとつとしてカツラを考慮していた時期がありました。
それぞれの方法をいろいろと調べた結果、最終的にカツラには手を出さず自毛植毛を選択したのですが、私がカツラを選ばなかったのには理由があります。

まず一概にカツラと言っても、今の時代、様々な形態が存在します。
昔のイメージでは｢スポっと頭に被り、ちょっとしたショックでズレてしまう｣というものでした。
しかし現代のカツラは、テープなどの留め具でガッチリと固定する脱着式に加え、カツラのベースと自毛を接着剤で固定するもの、専用の糸を自毛に編みこんで固定するものなど多種多様となっています。

着脱式は必要のないときには簡単に外せ、外してしまえば頭皮の地肌をシャンプーで洗い流すことも可能です。
一方で固定式は、メーカーの店舗で装着してもらうと、メーカーにより異なりますが最長で1カ月ほどは着けたままでいられます。もちろん、シャンプーもそのまま行なうことができます。
ただし、自毛の発育にともなって接着剤が緩んでしまうため、人によって異なりますが3～4週間ごとに店舗で調節してもらう必要にせまられるようです。

見栄え良さを追い求めるとコストも青天井

上記を踏まえ、私が選ばなかった理由は記事にも書かれているコストにあります。
メーカーによって価格差があり、ネットではお手頃のものも見受けられますが、やはり信頼性を考慮すると有名メーカーのものにしたいところです。
すると、カツラの本体が1つで10～20万円ほど。そして月々のメンテナンス代が1～1.5万円ほど。カツラ本体の耐用年数がきたらまた購入。さらに予備の購入も考えなければならない。これが延々と続くのです。

藁にもすがりたい利用者につけこむ業者も

そして記事では、巧みなセールストークについても触れられています。
セールスマンの言葉を聞かされているうちに、ユーザー候補の方もこのカツラをつければ薄毛の悩みから解放されると思い込むように。
その結果として高額なカツラを現金で、もしくはローンを組んで購入。我に返った後は、頭髪を増やすわけではなくハゲ隠しのために財産を消費してしまうことに気づくことになります。セールストークは巧妙なもので、なかには地毛に結び付ける増毛法のとカツラを比較したり、カツラの手軽さをことさらにアピールしたりすることで購入に踏み切らせるのだそうです。
まさに、薄毛の悩みにつけこんで、長期間のユーザー(金づる)をゲットする方式です。

私は検討している段階で、ハゲに悩んでいたころにカラクリに気づいたのですが、世の中にはなかなか、気づかない人も多いようです。深刻に、薄毛に悩んでいて、視野が狭くなっているならなおさらです。

カツラが悪いとは申しません。人それぞれ、ライフスタイルというものがありますから。
しかし、自分の現状と将来的なビジョン、コストと結果を考慮して、決めるまえに他の選択肢も確認しておくことも大事です。

結果、私は親和クリニック大阪院での自毛植毛を選択しました。
自分の選択は、胸を張って間違いではなかったと思います。