円形脱毛症の治療薬?!セファランチンとは?

先日ウェブサイトを見ていたら、「セファランチン」という薬についての記事を目にした。
記事によれば、セファランチンは円形脱毛症の治療薬として皮膚科で処方される内服薬とのこと。
ツヅラフジ科の植物から抽出された天然由来の有機化合物で、円形脱毛症による薄毛・抜け毛が改善されるということらしい。

有効成分は抗アレルギー作用のほか、血流促進作用、

免疫機能増強作用、造血機能の改善作用などが知られているらしい。
そしてこれらの作用から、円形脱毛症や白血球減少症に適応する。
円形脱毛症・粃糠性脱毛症への効能が確認されており、副作用は少なく、
胃の不快感や食欲不振がまれにある程度とか。

日本皮膚医学会の発表によると、セファランチンには「男性型脱毛症の治療効果には確証がない」とのことらしい。
これは有効性の承認がなされていないだけのことで、動物実験では一定の効果があらわれたとか。

つまり、AGAへの治療効果は確証ないけれど、あるかもしれないという程度に考えておけば良いのでしょうか。

円形脱毛症や粃糠性(ひこう性)脱毛症=角質やフケが
毛穴を詰まらせ、頭皮の常在菌が異常繁殖し毛根に炎症を引き起こしていく症状に悩んでいる人には必須の医薬品と言えるのかもしれません。

入手方法は、前述したとおり皮膚科への受診による処方で、1錠当たりの薬価はさほど高価ではないようです。
このセファランチンでweb検索した結果、セファランチンを含む第2類医薬品の内服錠の存在も見受けられました。

脱毛の症状は人によって様々。
自分の脱毛の原因を特定し、早急に手を打つことは大事ですよね。