未だに収束しない新型コロナウィルス感染症。
慢性的に病床数が不足しており、深刻な症状になっていても、なかなか救急搬送できないような状況にあると伝わってきています。

コロナ感染により発病した症状において、その進行度合いを測る目安として血中酸素飽和度を測定するという方法があります。
では、血中酸素飽和度とはどういったことを指す言葉なのでしょうか？
調べてみましたので、ここで報告します。

血中酸素飽和度とは

コロナに関しては、呼吸困難の自覚のないまま呼吸状態が悪化する
「ハッピー・ハイポキシア＝幸せな低酸素血症」
という状態が起こることが知られています。
感染からしばらく経った後、自覚症状のないままに、気づいたときには呼吸状態が悪くなっていることがあるのだそうです。

参考：関西テレビ放送 カンテレ
https://www.ktv.jp/news/feature/20210209-2/

この原因は未だ明確に解明されていませんが、
コロナが悪化しやすい高齢者や糖尿病の方は、呼吸調節をつかさどる調節機能が低下しており、呼吸困難を感じる頸動脈小体にコロナウィルスが感染しやすく、そこの機能が低下することで呼吸困難を感じにくくなる、などの理由が考えられています。

人の赤血球にはヘモグロビンという色素が含まれており、そのヘモグロビンは酸素と結びつく性質を持っています。
この作用により、呼吸で体内に取り込まれた酸素は血管を通って全身の必要な箇所へ行きわたります。

ヘモグロビンと結びついて血管を通る酸素の量を数値化したものを、血中酸素飽和度と呼びます。
これは、パルスオキシメーターという器具で測定することができます。血中酸素飽和度は、正常値で99～96％と言われています。身体に疾患があったり体調不良などを起こしていたりすると数値が低下することがあり、医療機関では入院中の患者の体調管理や、手術中の容体の変化を監視するためにも使われる、体調を評価する上で非常に重要な数値です。

そんなパルスオキシメーターですが、昨今ではインターネット上での販売サイトで手軽に購入することができ、今般のコロナ禍においては体調のチェック用にと購入に踏み切る人も多いようです。
ですが、このパルスオキシメーターでは、新型コロナの感染判断はできません。

参考：中京テレビNEWS
https://www.ctv.co.jp/news/articles/lptk5qqy2tukuz54.html

しかも、商品によっては誤作動を起こす海外製品も報告されています。
どこの国で作られたものであると批判はしませんが、私が確認した情報によると、指ではなく乾電池に装着し計測したところ、酸素飽和度が99％と表示した製品もあるのだそうです。
安いからと何にでも飛びつくのも考え物です。

育毛でも大切な血中酸素飽和度

さて、この血中酸素飽和度ですが、育毛や脱毛予防の観点からも重要な数値であったりもします。
ご存じのとおり、頭髪は頭皮にある毛包で生成され成長と脱毛を繰り返します。これをヘアサイクルと呼びます。正常なヘアサイクルを繰り返すためには、毛包へ頭皮下の毛細血管より栄養や酸素が十分に行き渡らなければなりません。
新型コロナウィルス感染症はもとより、日常的な病気でも、血中酸素飽和度に異常をきたす場合があります。
心身ともに健康を維持することが、育毛にとって重要なことであるというのは間違いありません。

そうそう、脱毛の原因がＡＧＡ(男性型脱毛症)由来のものである場合は、健康を維持していても抜け毛が抑制されることはありません。
ＡＧＡは情け容赦なく、あなたの頭髪を脱落させにかかってくるのです。頭頂部の空洞化や生え際の著しい後退など、ＡＧＡ由来による薄毛化が顕著になってきましたら、迷うことなく専門のクリニックでの無料カウンセリングを検討してください。
20歳代早々からＡＧＡによるハゲ化に悩んできた私は、曾根崎通り桜橋交差点ほど近くにある親和クリニック大阪院での無料カウンセリングからの、切らない施術のＭＩＲＡＩ法による自毛植毛を経て、健康な頭髪を取り戻し、思い悩む日々と決別しました。

進行性のＡＧＡを食い止める手段として自毛植毛を選択する。
新型コロナウィルス感染症で仕事や生活の形態が変化している現在は、思い切って一歩を踏み出す機会なのかもしれません。