ロート製薬から男性用発毛剤が発売!

大手製薬会社のロート製薬から、ミノキシジルを5%配合した発毛剤「リグロ®EX5」が発売されました。

ロート製薬 リグロ®EX5
https://jp.rohto.com/regro/

同商品は発毛成分ミノキシジルを、国内最大濃度の5%配合した処方です。

植毛(=自毛植毛)手術を受けてからも、低濃度のミノキシジルが入ったプロペシアを使っている私としては、細かい情報が気になるところ、そこで今回は、詳細情報をレポートします。

リグロ®EX5の分類は第1類医薬品で、有効成分はミノキシジルが100mL中に5.0gとなっています。
効能・効果は壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防。
成人男性(20歳以上)が、1日2回で1回1mLを脱毛している頭皮に塗布する用法で、
1ボトルで容量60mL。価格は7,000円(税抜)となっています。
キャップを外しボトルの上部にあるノズルを引き出し、ボトルを逆さにするとノズル内に薬液が1mL溜まるので、
ボトルはそのままの状態でノズルを頭皮にカチッと押し当て、ノズルをポンポンと頭皮の気になる部分に当てていくのが使い方のようです。
分類が第1類医薬品なので、薬剤師の常駐する店舗販売業や調剤薬局で入手できます。
薬液の出口は軟らかい素材でできており、そこを気になる頭皮に当てて薬液を塗り込むタイプのもののようです。
1mLを1日2回で容量が60mLということは、1本で30日分ということですね。

ミノキシジルを配合している発毛剤といえば大正製薬の「リアップ」シリーズが独占状態でしたが、今年に入ってアンファーから「スカルプD メディカルミノキ5」が発売されました。
いままではこの2商品だけだったのですが、そこへロート製薬の「リグロ® EX5」が参入したのです。

ミノキシジル5%配合の発毛剤に焦点を当てて比較してみると、
リアップX5プラスが容量60mL、本体価格は7,048円(税抜)で、
スカルプD メディカルミノキ5が容量60mL、本体価格7,800円(税込)。
そしてリグロ®EX5が容量60mL、本体価格7,000円(税抜)ですね。
スカルプD メディカルミノキ5がやや高価ですが、アンファーではまとめ買いで割引がなされています。
いずれも1本で30日分となっており、ランニングコストはほぼ同等といったところでしょうか。

どの商品も同様に発毛成分ミノキシジルを5%配合しており、同じ成分であることから、
効果のほども同じだとは思われますが、商品ごとに何らか差異はあるのでしょうか。

私の場合、自毛植毛を行なった親和クリニック大阪院で処方してもらっている
ハイブリッドミノキシジル(親和オリジナル)を塗布しているので、これら一般的に販売されている商品は使用したことがないのです。
こちらは1カ月分で8,500円、6か月分で48,000円と、ややお高めですが、
自毛植毛の手術を行なってもらった信頼できる医師からの薦めもあり、こちらを使用しています。

第1類医薬品の良いところは、医師による処方箋を必要とせず、薬局で手軽に購入できるといった点でしょうか。
通常の病気や症状の場合、医師による診察を受けたうえで処方箋を貰い、調剤薬局で薬を購入するといった流れですよね。
これでは、診察代と薬剤代がかかります。
しかしAGAの外用薬であるミノキシジルに関しては、日本では医療用医薬品が未発売であることから、入手において医師の処方箋は不要なのです。

ちなみにAGA内服治療薬のプロペシアは医療用医薬品であるので、処方箋が必要となります。
なかには初診料が無料のクリニックもあり、私が植毛(=自毛植毛)手術を受けた親和クリニック大阪院も無料です。
プロペシアは通販でも入手できるようですが、内服薬に関しては、手間を惜しまずクリニックへ足を運び安心できる相手から処方してもらった方が良いと思われます。人によっては副作用の問題もありますしね。
そうそう。AGAの治療においては、厚生労働省が定めた医療保険が適応されるものに含まれていない
ため、すべて保険適用外です。