ヘディングが抱える問題点

私は以前ほど、積極的に見るほうではなくなってしましましたが、日本でもサッカーは高い人気を誇るスポーツのひとつです。
新型コロナウィルス感染症下の現在は、独自のガイドラインを設定するなど安全性を重視した運営がなされているようです。

参考:Jリーグ 新型コロナウィルス感染症対応ガイドライン
https://www.jleague.jp/news/article/17425/

そんなサッカーですが、頭でボールをパスしたりシュートしたりするヘディングというプレイがあります。
このヘディングによる衝撃が、子供の脳に影響を与えてしまうのではないかという調査に関する記事が、東洋経済オンラインに掲載されていました。

参考:東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/432013

衝撃で脳震盪を起こすことも

記事によると、サッカーのヘディングはここ数年、世界的に子どもには行わせないようにしようという動きが高まってきたと言います。
日本サッカー協会も、ヘディング練習を始める年齢や回数の制限や、柔らかいボールを使用した練習を推奨すといった対策を、ガイドラインにて打ち出しています。

サッカーでヘディングをするときには、時速数十キロで飛んできた410~450gのボールを頭で受けることになります。このときに脳震盪を起こす可能性があります。
意識を失ったり、フラついてしまったり。ひどい場合は記憶の消失や、頭痛や吐き気などの症状も表れると言います。
さらには、数日間から2週間も症状が続いてしまう選手もいて、その間、脳へのダメージが継続されるというのです。
このような状態でプレイして、再び脳震盪を起こしてしまうと症状が重くなる傾向もあるといいます。

欧米では、日本に先駆けて子供のヘディングを問題視していたそうで、近年ではガイドラインにて、年齢別にヘディング行為の禁止や制限を設けています。
そして日本サッカー協会でも子供や若者のヘディングの影響について検討が重ねられ、2021年5月には、日本サッカー協会からヘディング練習についての公式ガイドラインが発表されました。
詳細に関しましては、元記事を是非ともご確認ください。
日本サッカー協会の当該ガイドラインへのリンクも貼られています。

脳への影響だけでなく薄毛化も顕著に!?

すごい速度で飛んできたボールを頭部ではじき返すヘディング。脳への影響は上記の記事でご理解いただけるとして、影響を及ぼすのはそれだけでしょうか。
いや、一部ではありますが、ヘディングの多用は薄毛化をも引き起こしかねないと噂になっています。これはあくまで噂の域をはみ出しません。エビデンス(科学的実証)などは、もちろん存在しません。
しかし世界的に有名なサッカー選手で、頭髪が薄くなってしまっている選手が多いのも事実です。ネットの検索エンジンに「サッカー ハゲ」と入力してみると、思いのほか多くの類推記事が表示されます。

それら記事をザっと閲覧してみて、あくまで個人的な見解ですが、「無きにしもあらず」という印象です。先にも触れたようにエビデンスとなるような研究や調査結果は見つけられませんでしたが、ボールによる衝撃が何かしらのダメージを髪や頭皮に残してもおかしくはありません。

頭皮に何かしらのダメージが?

ヘディングによる衝撃は、頭髪と頭皮、そして頸椎を軸とした首で受けることになります。
頭髪は衝撃により切れてしまう可能性があり、頭皮は瞬間的に大きな衝撃と摩擦を受けることになります。
頭皮下には毛細血管が存在します。この毛細血管が毛包へ栄養物質を運び、頭髪は成長を繰り返すのです。そんな毛細血管ですが、非常に繊細なものですので大きな衝撃はできますれば避けたいところです。
機能停止に至ってしまうかどうかは、エビデンスが存在しませんので分かりません。
しかし非日常的な衝撃を受けるのですから、何らかの影響はあってもおかしくありません。
ただ、多くのヘディングをするプロのDFが、一様に髪が薄いというわけでもありませんから、それをやったら必ず薄毛になるというようなものでないことも確かです。

まとめ

サッカーをしているか否かは別として、薄毛化に悩みを抱え始めたら、まずは専門医へご相談してみてください。
カウセリングだけでしたら無料で受診できますし、専門医による的確なアドバイスは貴方の悩みを解消するための第一歩になるかもしれません。
現に梅田の親和クリニック大阪院で無料カウンセリングを受診し、その後に自毛植毛をお願いした私は、AGAによるハゲ化を食い止め悩みを解消できました。
巷にあふれるエビデンスのはっきりしない抜け毛予防ではなく、やはり専門家の手による確実な発毛でAGAのハゲを克服しましょう!