シャープのプラズマクラスター技術に新効果!

空気中の浮遊カビ菌を除去し増殖を抑え、ウイルスやアレル物質なども抑制する
シャープの独自技術「プラズマクラスター」が、水虫に対しても抑制効果を発揮したと発表されました。
私は水虫に罹患したことがないので、耐え難いかゆみを伴うやっかいな症状というものが実はどんなものかわかりません。しかし、その技術と育毛に関係性があるようです。植毛・育毛を扱うこのレポートではさけるわけにはいきません。
・・・というわけで少し詳しく追ってみます。

ライブドアニュース概要

livedoor NEWS
https://news.livedoor.com/article/detail/16814214/

水虫の原因とされる皮膚糸状菌(白癬菌)はカビの一種で、ケラチンというタンパクを栄養源に生きています。
ケラチンが多く存在する場所は皮膚の表面を覆う角層で、白癬は皮膚の表面に病変を作り出してしまうのです。
角層が変化したものが、毛髪や爪です。ですので、毛髪や爪に白癬菌が感染することもあります。
これら白癬菌の繁殖が、プラズマクラスター技術により99.9%以上も抑制されたというのです。

千葉大真菌医学研究センターの矢口貴志准教授の監修のもとで実施された実証実験では、
縦約30センチ、横約30センチ、高さ約50センチのアクリル容器を使い、24時間にわたってプラズマクラスターの高濃度イオンを照射した状態と、何もせずに放置した状態で菌の繁殖にどの程度の差が出るのかを比較。
その結果、何もしない状態で菌が繁殖した一方、イオンを発生させた状態では目立った繁殖が認められなかったのだとか。
イオン濃度が高いほど、菌の抑制効果が強いことも判明したそうです。

シャープによると、実験時と同程度のイオン濃度を実現できる市販品はドライヤーしかないのが現状だとのこと。
しかし今後、広い空間でも濃度を保てる技術を研究して実用化につなげる考えだそうです。
また、白癬菌は脱衣所のバスマットなどからの感染が多いとされており、同社は今後、
脱衣所で使用する除湿器や乾燥機を念頭に新たな商品開発も進めるそうです。

ケラチンタンパクは頭髪の主成分

シャープは平成28年に、プラズマクラスター技術により水分を含んだイオンを頭皮に当てて乾燥を防ぐことで、
育毛を促す効果があることを実証したと発表しました。
その後ヘアエステ効果に重点を置いたドライヤーを、シャープとアデランスにより発売しています。
このプラズマクラスターを搭載したドライヤーは、好調な売れ行きを記録しているそうです。

前記したとおり、白癬菌はケラチンというタンパクを栄養源にしています。
ケラチンは頭髪を作り出すうえで必要不可欠な成分でして、それを白癬菌が摂取してしまうと必然的に頭髪を作り出す栄養が不足してしまいます。
そのような状況に陥らないように、白癬菌の感染を事前に防ぐことが、結果として育毛ケアにも結びつくというわけです。

また、プラズマクラスターを搭載したドライヤーでは、キューティクルを引き締められ、頭髪のなかへ浸透する水分量がアップ。
頭髪に潤いがよみがえり、つややかな状態にしてくれえるのだとか。
さらにプラズマクラスター技術により発生したイオンが頭皮の角質層まで浸透。
カラーリングや過度なヘアケアなどで傷んでしまった頭皮環境を整えてくれるのだそうです。

まとめ

プラズマクラスター技術。色々調べてみましたが、実際の深いところまでは分かりかねます。植毛手術を受けて以来、ヘアケアは大きな課題です。何らかのイオンの影響により頭皮や頭髪のケアを行ってくれるのでしょう。またその技術が、水虫の予防にもつながる。

頭皮を含む身体の皮膚をケアすることは、アンチエイジングにもつながります。
ヘアケアだけではなく、マルチな視点で見るとお買い得な商品なのかもしれませんが…。
まだしっかり自分自身で把握できていない感じがどうしても残ります。

と言うわけで、個人的にはもうちょっと推移を見守っていこうと思います。