シャワーで気になる水道水の塩素

育毛を心がけている人にとっては、毎日の洗髪でも髪をいたわり
なるべくダメージを少なくする方法を試みます。
界面活性剤を含有していないシャンプーを使ったり、ゴシゴシと強く擦らずに髪や頭皮を優しくケアしたり。シャンプーは使わずにお湯のみの湯シャンだったり、自作の無添加洗浄剤をしようしたり。
そんな洗髪ですが、濡らしたり洗い流したりで使用する水道水の質について考えたことはあるでしょうか。

塩素が髪に与えるダメージとは?!

世間では、水道水に含まれる塩素(カルキ)が髪や頭皮にダメージを与えるという説があります。
では、本当に水道水の塩素は髪にとって良くないのでしょうか。
気になったので調べてみたところ、水道水に含まれている程度の残留塩素は、
髪に深刻なダメージを与えるほどではないとのことでした。
確かに、日常的に身体へ摂取するものですので、さほど強く無いのは想定できます。
塩素が薄毛につながるのなら、水泳選手はハゲだらけだろ! との言葉もありますが、
それは髪の悩みを持たない、私から言わせれば贅沢な人たちの意見。
親和クリニック大阪院で自毛植毛手術を行って、髪や頭皮のダメージを出来得る限り減らしたいと思う育毛派の人間にとっては、さほど強くは無くとも悪影響が想定される物質は除去したいものです。

事実、塩素によって髪の表面を保護するキューティクルがダメージを受け剥がれやすくなるのです。
キューティクルが剥がれる髪はパサつき、痛みの原因にもなってしまいます。
また、塩素は頭皮を乾燥させてしまうこともあります。頭皮が乾燥するとフケが出たり、
かゆみに襲われたりします。それらの影響が、毛穴のダメージへとつながってしまいます。
こういった悪影響を可能な限り除去したいというのは、髪の悩みを持つ者にとっては当然です。

対策はシャワーヘッドが簡単!

では、塩素を除去するにはどうしたら良いのか。答えはシャワーヘッドにあります。
簡単に言うと浄水機能付きの商品です。多くはカートリッジ式の浄水フィルターを内蔵していて、それで塩素を除去する仕組みとなっています。
商品としては東レや三菱レイヨンといった大手メーカーからも発売されています。
使用するにあたって気になるのが、そのコスト。
当然ながら、浄水フィルターには使用回数(流量)というものが設定されています。
既定の回数を超えた状態で使用し続けると効果を発揮できませんので注意が必要です。
このフィルターのランニングコストがバカにならなかったりもします。
ヘアケアには費用がかさむのは必然なのですが、できればお安く押さえたいところです。
導入に当たっては、使用時の効果、ランニングコスト、そもそも自宅のシャワーに付くのかなどを考慮する必要がありますね。
買ったけど装着できないというのは、頭皮ではなくお財布にダメージを与えてしまいます。
余談ですが、プールで水泳をするときには、水を通しにくいシリコン系の水泳キャップがお薦めです。プールから出た後はすぐにトリートメントを行ない、髪のパサつきを抑えましょう。こういうところが、植毛した髪をいたわる上で大切になってくるように思います。

塩素は、頭皮はもちろん、肌荒れの原因になってしまうこともあり得ます。
肌ケアを重視している女性の方は、バスタブに入れる入浴剤タイプの塩素除去商品もあるそうですので、そういったものの活用も一考の余地ありだと思われます。